WOWS ソロ駆逐日記

World of Warships(WoWS)の駆逐艦の性能・立ち回り・艦長スキル・プレイの様子などの記事を書いてます。

ベンハムの日記

Tier9 アメリ駆逐艦 ベンハム

 

 

艦種:雷撃型駆逐艦

雷駆の中でも驚異的な雷撃力を誇る艦です。10.5kmの16本の魚雷を65秒で流すことが可能で、機動力も良好です。その代わり抗堪性が低く、Tier7~8と同じくらいのHPになっています。また、砲撃力もかなり弱くなっています。明確な弱点はあるものの、わかりやすい強さを持っており、初心者でも扱いやすく活躍しやすい駆逐艦です。

 

 

 

 

 

 

入手方法

スーパーコンテナ・サンタコンテナから超低確率で入手

 

 

 

 

 

 

現在の艦長スキルとアップグレード

現在の艦長スキル



現在のアップグレードと装備

 

ベンハムの艦長スキルです。「魚雷装填手」を取得して、魚雷の装填時間を65秒に短縮しています。また、「高速魚雷」を取得して、リアクションタイムを7.3秒に縮めています。「無線方向探知」も取得して、敵駆逐との会敵を避けやすくしています。

 

 

 

 

 

 

性能詳細

 

主砲

単装砲を4基搭載しています。HE弾のDPMはTier9の中でも下の方で、有利な状況でない限り撃ち負けることがほとんどです。

 

 

 

魚雷

10.5kmの魚雷を4連装4基装備しています。左舷で8本、右舷で8本流すことができます。装填時間は最短で65秒で、雷速は最大72ノット、リアクションタイムは最短で7.3秒です。魚雷射角も非常によく、前方射角よりも後方射角の方が若干良くなっています。

 

フレッチャーの魚雷に比べて、威力は4,000低い15,200、浸水発生率は70%低い252%、雷速も1ノット遅く65ノットになっています。しかし、装填時間が34秒短い85秒、本数も16本と6本多く流せるので、威力の低さや浸水発生率の低さは充分カバーされてると考えて大丈夫でしょう。

 

 

 

対空

対空火力はかなり低いです。対空防御砲火を付けても、Tier8空母の艦載機を落とすのに苦労する数値なので、エンジンブーストを装備することをオススメします。

 

特筆すべきは、航空隠蔽距離が最良で2.3kmと非常に優秀なことです。これによって、艦載機に見つかりにくく、たとえ見つかっても距離が近すぎて艦載機で狙いづらいという特徴があります。対空威力の低さは航空隠蔽の良さで補いましょう。

 

 

 

抗堪性

HP14,500という、Tier7~8クラスの低さです。抗堪専門家を付けてもHP17,650で、既に販売終了した強化艦長(アレキサンダー・オベチキン艦長)でHP18,100になります。レーダー艦や艦載機が多い環境であることを考えると、素のHPのままだと非常に心もとないので、抗堪性を強化して少しでも打たれ強くしておきましょう。

 

 

 

隠蔽性

最良隠蔽は5.9kmです。日駆などの雷駆と比べるとやや悪く、フレッチャーと比べて0.1km悪いので、そういった隠蔽の良い砲駆や両用駆とヘッドオンしてしまう危険性があります。HPが低く、砲火力も低いため、敵駆逐艦との会敵には十分注意しましょう。

 

航空発見距離が最良で2.3kmで、駆逐艦の中でもトップレベルの良さです。空母戦場でも敵艦載機に発見されずに航行することが楽にでき、もし発見されたとしても、空母の攻撃準備が間に合わず、上空を通過していくこともしばしばです。ただし、上手い空母は予測をつけて攻撃してきます。体力も少ないので、油断せず、危ないと感じたら煙幕やエンジンブーストを使用しましょう。

 

 

 

機動性

素で36.5ノット、信号機込みで38.3ノット、「素早く静かに」も込みで41.4ノットです。フレッチャーと比べると、0.5ノット速くなっています。平均的な速度で、可もなく不可もなくといったところです。

 

転舵所要時間は3.4秒で、転舵半径は570mと、非常に小回りが利きます。フレッチャーと比べると、転舵所要時間のみ0.4秒悪くなっていますが、それでも充分な数値になっています。

 

 

 

消耗品

煙幕を装備しています。また、エンジンブーストか対空防御砲火のどちらかを装備可能です。煙幕はアメリカ製の煙幕で、ツリー艦のフレッチャーが装備しているものと同じです。エンジンブーストか対空防御砲火のどちらかを装備することできますが、そもそも対空火力は低いので、対空防御砲火よりもエンジンブーストを装備することをオススメします。

 

 

 

 

 

 

基本的な立ち回り

体力が少ないので、敵からのスポットには十分注意する必要があります。序盤は、敵駆逐艦に不利な状況で発見されないように慎重に動きながら、スポット&魚雷を狙います。中盤以降は、敵がバラバラになっていることが多いので、敵の横を突いての雷撃や、隙をついて陣地占領を狙いましょう。

 

 

 

序盤:スポット&魚雷

中盤:スポット&魚雷、陣地の占領

終盤:単独行動艦を狙う、陣地の占領と防衛、生存

 

 

 

 

 

 

具体的な立ち回り

序盤 ~隠蔽を保ちながらスポット&魚雷~

通常戦

序盤は、体力を温存しながら視界を通しやすく雷撃もしやすい外周あたりに移動し、スポット&魚雷を行います。この時、敵駆逐艦や潜水艦からのスポットには注意が必要です。魚雷を当てようと前に出て、敵駆逐艦とヘッドオンをして転舵中に集中砲火を受けて沈んでしまわないように、敵戦艦が見えだしたら少し早めに引き撃ち態勢にして、後方射角の良さを活かしながら雷撃をしましょう。敵艦隊の動きから、敵艦隊を先導している敵駆逐艦の位置を予測できることもあります。魚雷の装填時間が短いので、敵駆逐艦を狙って牽制魚雷をするのも良いでしょう。

 

 

 

制圧戦

基本的には通常戦と同じように意識して動きますが、さらにキャプゾーンが絡んできます。隠蔽はTier9としては平均的なので、キャプを狙いにいくのも良いです。また、魚雷の性能が良いので、敵駆逐艦がキャプを狙いにきそうだったら、踏んで来そうな場所に魚雷を流しておくのも良いでしょう。キャプ付近ではレーダー艦が待ち構えていることが多いので、そういった場合は、レーダー艦を撤退させることを目標に、スポット&魚雷をしましょう。

 

 

 

軍拡競争

通常戦と同じように立ち回りますが、強化エリアが絡んできます。隠蔽性も機動性も平均的なので、強化エリアの取得は問題なくできます。魚雷性能も良いので、敵駆逐艦が取りそうな進路に魚雷を流しておくのも良いでしょう。ただし、敵駆逐艦とヘッドオンをして沈められないように注意しましょう。また、制圧戦の時と同様に、敵のレーダー艦の待ち伏せにも注意しましょう。

 

 

 

 

 

 

中盤・終盤 ~横をついて隠蔽雷撃~

通常戦

序盤と異なり、敵艦隊がバラバラになっていることが多いので、敵の横に回って雷撃をするチャンスが増えます。敵の横が付けたら、できるだけ近づいて雷撃をしましょう。

 

敵が下がっていっている場合は、包囲殲滅ができるように敵をマップ中央側に寄せていきます。反対方向の見方も同じように押せていたら勝勢で、包囲殲滅がしやすい理想形と言えます。

 

敵に押し込まれた場合は退かないといけません。反対側の味方も押されている場合は、マップ中央側に逃げるのではなく、マップの南北に逃げるようにすると、反対方向の味方と挟み撃ちがしやすく、カウンターを決めやすいです。

 

逆に反対側の見方が押している場合は、引き撃ちで敵の進撃を遅らせながらマップ中央側に逃げるといいです。この場合は、開戦時は南北で敵チームと向かい合ってましたが、今度は東西で向かい合う形になるので、仕切り直しがしやすいです。

 

 

 

制圧戦

通常戦の包囲殲滅の考え方に加えて、キャプエリアを取るかどうかが関わります。序盤に敵艦を充分撤退させることができていれば、キャプを狙いに行って大丈夫です。また、味方に取ってもらって自分はスポット&魚雷を狙うのも良いでしょう。陣地を防衛する場合は、前進してくる敵艦に対して引き撃ち態勢を取って、後方射角の良さを活かしながら雷撃をするか、敵艦の横をついて雷撃をしましょう。

 

基本的にはキャプが敵よりも多く取れている方が優勢になります。キャプを多くとった後は包囲殲滅ができそうだったら押し込んでもいいのですが、カウンターには気をつけて深追いをしないようにしましょう。

 

 

 

軍拡競争

中央にキーエリアが出現する1分前にアナウンスがあるので、そのアナウンスがあったら、マップ中央に移動しましょう。その頃には敵がバラけてスポットがしづらくなっていると思います。中央のキーエリアは、制圧したら勝勢になるので、スポットや砲撃よりもキャプを優先してもらって大丈夫です。

 

敵駆逐が残っていたら、中央で駆逐戦になります。HPが充分に有利な場合は敵駆逐と1対1をしてもいいですが、そうではない場合は安全策を取って味方と合流してからでいいです。それまでは踏み合いをしつつ味方の合流を待ちましょう。

 

 

 

 

 

 

テクニック ~雷撃のバリエーション~

ベンハムは4連装4基の魚雷を装備しているため、雷撃のバリエーションが豊富です。例えば、転舵しながら同じ方向に16本流したり、別々の敵にバラバラに魚雷を流したり、浸水コンボを狙って時間差で8本づつ流したりすることができます。

 

また、隠蔽を保っていたら、敵駆逐艦が煙幕射撃を開始することがあります。そこに16本の魚雷を流すのも有効です。無線方向探知を持っていたら、敵駆逐艦の進路を予測して牽制魚雷を流すのも良いでしょう。島と島の間に魚雷を流しておくのも良いです。

 

もちろん、ただやみくもに流すだけでは、充分な命中が見込めず、敵に自分の居場所をバラしているだけになってしまいます。しかし、装填が65秒で4連装4基流せるので、他の雷駆に比べて積極的に魚雷を狙うことができます。

 

戦艦を狙った方が良いのか、巡洋艦を狙った方が良いのか、駆逐艦を狙った方が良いのか、まとまったダメージが必要なのか、1本当たれば十分なのか。状況を見定めて適切な方法で魚雷を流しましょう。

 

 

 

 

 

 

対ベンハム ~見つけたら集中砲火~

野放しにしていると非常に厄介です。見つけたら全員で集中砲火をしましょう。幸い、体力は低く、隠蔽も雷駆としてはやや悪いので、生存性は低いです。取り逃さないように味方と連携を取りながら早めに沈めましょう。

 

注意すべきは敵の魚雷です。16本流れてくるので面制圧力が高く、最短65秒で流れてくるので、駆逐艦でも避けきるのは非常に難しいです。艦を縦て魚雷を避けたら、次に流れてくるまでの時間を数えて、警戒しながら敵ベンハムを追い詰めましょう。

 

 

 

 

 

 

オススメ艦長スキルとビルドの候補

オススメ艦長スキル

水浸し:浸水発生率の向上

魚雷装填手:魚雷装填時間の短縮

素早く静かに:機動力の向上

 



 

オススメは雷撃系のスキルです。「水浸し」で浸水率の低さを補ったり、「魚雷装填手」で装填時間を短縮したり、「高速魚雷」で雷速を向上させるのがオススメです。

 

また、「素早く静かに」・「無線方向探知」・「幻惑」もオススメです。どれも敵駆逐艦との接敵の回避に役立ちます。また、「素早く静かに」は機動力の向上、「無線方向探知」は一番近い艦の位置の把握、「幻惑」は一時的なスポットへの耐性を強化してくれます。どれもベンハムと相性がいいので、付けることをオススメします。

 

 

 

 

 

おわりに

 

「OP艦」

 

神風と並ぶOP艦です。もともと期間限定のイベント報酬艦で、一般販売されないままスーパーコンテナとサンタコンテナ直行だったので、OP艦という判断はWGもしていると思います。非常に強力で扱いやすい雷駆です。雷駆好きの人はクリスマスシーズンにぜひ入手を目指してみてください。それだけの価値はある艦です。

 

※戦績は随時更新予定です