WOWS ソロ駆逐日記

World of Warships(WoWS)の駆逐艦の性能・立ち回り・艦長スキル・プレイの様子などの記事を書いてます。

雷駆の立ち回り・テクニック・注意点・艦長スキル

 

雷駆の基本的な立ち回り・テクニック・注意点をまとめています。また、島風の艦長スキルについても所感を書いています。これから雷駆に乗ってみたい方や運用に悩んでいる方は参考にしてみてください。

 

 

 

 

立ち回り

序盤の動き方

雷駆にとって、序盤は集中砲火を浴びやすい危険な時間帯と言えます。序盤は慎重に動きましょう。レーダー艦のレーダー範囲に入らない、艦載機が来たら味方の対空圏に戻るか無理せず煙幕を使用する、敵駆逐とヘッドオンしないなど、敵と遭遇しそう場所では、引き撃ち態勢にして慎重に行動し、簡単に沈まないようにしましょう。

 

また、制圧戦の場合、一目散にキャプに向かう雷駆が居ますが、あまりオススメしません。というのも、レーダー艦が待ち伏せをしていたり、空母が警戒している場合が多いからです。敵にレーダー艦が居る場合は、まずは敵のレーダー艦のスポットを目標にして動き、レーダー艦を撤退させてからキャプを狙いましょう。

 

序盤のヘッドオンは避ける

 

狙う相手

魚雷を当てやすい敵戦艦をメインに狙います。戦艦は船体が大きくて動きが鈍いものが多いです。スポットをしてできるだけ近づいて魚雷を流しましょう。大型巡洋艦も動きが鈍いものが多いため、狙う優先度は高いです。軽巡洋艦駆逐艦は機動力が高いため、魚雷を狙うのは難しいですが、島に貼りついていたり煙幕内に留まっているようでしたら狙ってみましょう。

 

狙うは戦艦

 

スポット&魚雷

偵察と雷撃は、雷駆の基本行動といえます。隠蔽状態を保ったまま敵艦をスポットし、隙を見せた相手に対して魚雷を狙っていきます。ポイントは、自艦が発見されないようにすることです。発見されてしまったら魚雷を警戒されて命中が見込めません。自艦の隠蔽距離を把握して、発見されないように動きながら、敵艦をスポットしましょう。戦艦は12km前後、巡洋艦は10km前後、駆逐艦は6km前後から発見することができます。

 

スポット&魚雷が基本

 

外周の動き方

外周は島が少ない場合がほとんどです。視界が通しやすく、魚雷を流すスペースが広くあるため、スポット&魚雷がしやすくなっています。また、外周を制圧すると、敵艦隊を中央へと追いやることができるため、包囲殲滅がしやすい利点もあります。

 

序盤では、敵戦艦が見えたら敵巡洋艦や敵駆逐艦も見えてくる頃合いになります。ヘッドオンで発見されると、転舵してUターンして退避するまでに大ダメージを貰いかねないので、敵戦艦が見えたのを合図に早めにUターンして引き撃ち態勢をとり、いつでも味方艦隊の方に戻れる形にしてから、敵巡洋艦と敵駆逐艦を警戒しましょう。

 

中盤以降では、優勢の状況では、敵艦隊を中央に追いやるようにスポットをし、逃げ遅れた敵艦の横を突いて魚雷を流すといった形が理想です。劣勢の場合は、マップ中央側に逃げるのではなく、縦方向のスペースを利用します。縦方向に退避して、敵艦隊を深追いさせ、敵艦隊が追いかけてくるようならできるだけ引き付けて時間を稼ぎます。敵艦隊が諦めて中央に向かいだしたら、横を突いて魚雷を流しましょう。

 

外周制圧は包囲殲滅がしやすい

 

 

島周辺の動き方

島周辺は視界が通りにくく、魚雷を流せる場所も限られているため、立ち回りが難しい区域になっています。島影から飛び出すように操艦してしまうと、敵砲駆と鉢合わせして、そのまま沈みかねません。島周辺を航行する時は、敵駆逐艦やレーダー艦がいないか、射線が島で切れていることを確認してから動きましょう。

 

特に序盤は、敵駆逐艦巡洋艦の位置が判明していない場合が多いです。砲駆が島付近で待ち伏せている場合もあるので、序盤は島に近づかないように動く方が無難です。雷駆は隠蔽が良い艦がほとんどなので、不利な相手に対しては自分の隠蔽を活かして一方的なスポットができるように、島に近づいて隠蔽の優位性を無駄にせずに立ち回りましょう。

 

島風は序盤から島周辺を航行して隠蔽の良さを無駄にした

 

敵が潜んでいそうな場合は、自分の隠蔽距離より島に近づかないようにして、待ち伏せ警戒

 

 

キャプ内での動き方

制圧戦では敵駆逐艦とのキャプ合戦になる場合があります。敵の魚雷や援護艦隊の砲撃を回避するために、艦尾を敵が居そうな方向に向けることで、被弾面積を最小にしながら魚雷回避と離脱をしやすくすることができます。俗に言う「ケツキャップ」というテクニックです。キャプ内では魚雷が流れて来そうなコースや、敵の砲弾が飛んできそうな向きに艦尾を向けて、キャプをするようにしましょう。

 

ケツキャップが安全



 

 

 

テクニック

扇撃ち

魚雷を当てやすい方法のひとつに、扇撃ちというものがあります。簡単にできるので、ぜひともマスターして実践してみてください。やり方は、「①予測線より前方に半分ずらして投げる」⇒「②予測線より後方に半分ずらして投げる」です。敵の横に近づいてから狙うと当てやすいです。

 

①白い魚雷の予測線よりも敵の前方側に半分だけずらして投げる

 

②すぐに予測線よりも敵の後方側に半分ずらして投げる

 

③最初は間隔が開いているように見えますが・・・

 

④しだいに間隔が閉じていき・・・



⑤綺麗な間隔で投げることができます

 

⑥戦艦では加減速転舵をしても避けきるのは難しいです

 

⑦戦艦の横について扇撃ちを狙いましょう

 

 

誘導魚雷

中級者のテクニックに、敵艦を誘導して魚雷を当てる誘導魚雷があります。やり方は、「①魚雷を流す」⇒「②発砲して転舵させる」です。油断している相手や、焦っている相手に有効です。

①転舵したら当たりそうなので主砲を撃つ

 

②挑発に誘われて敵巡洋艦が転舵して反撃する

 

③反撃のため転舵した結果、魚雷が複数当たる姿勢になる

 

④焦っている敵は引っかかりやすい

 

 

置き魚雷

島と島の間、敵がとどまっている所、敵に来てほしくない所、キャプゾーン・強化エリア・飛行船のルート上などに魚雷を予め流しておくテクニックです。発見されていないからと油断している相手に当たります。魚雷が当たらなかったとしても、敵の進路を妨害し、立ち回りを制限させる効果があります。

 

水路に置き魚雷

 

魚雷についての詳細はコチラのページを参考にしてください↓

arukutotoro.hatenablog.com

 

 

浸水火災コンボ

魚雷がヒットして敵が浸水を止めたのを確認してから、煙幕射撃などで火災を狙うのを浸水火災コンボと呼びます。ダメージが必要な場合は、味方が視界を取ってくれていることを確認してから狙っていきましょう。

 

注意点としては、自艦の居場所をバラしてしまいます。敵に居場所をバラしてしまうことで、煙幕射撃後に空母に狙われたり、次回以降の魚雷が警戒されてしまう可能性があります。隠蔽を保って魚雷を狙う方がいいのか、浸水火災コンボを狙う方がいいのかは、慎重に判断しましょう。

 

浸水を止めたのを確認して火災を狙う

 

 

DPS勝負

島に隠れる瞬間や、煙幕を使用して隠蔽に入る前に主砲を発射してダメージを稼いだりトドメを刺すのも、雷駆の主砲のテクニックです。ただし、煙幕の場合は、発砲炎を頼りに敵が狙いをつけて主砲を撃ちこんでくる場合があるので、無理に狙う必要はありません。また、島を使う場合も、敵に位置をバラしてしまうので、位置情報を与えたくない場合は、狙う必要はありません。

 

島影に隠れる瞬間に射撃

 

 

レーダー誘発

敵のレーダー範囲のギリギリで引き撃ち態勢で待機して(例えば、デモイン相手に9.9kmで待機する)、レーダーを撃ってきたらすぐにレーダー範囲外に離脱して、敵のレーダーを無駄撃ちさせるテクニックがあります。敵にレーダーを空振りさせて、クールタイム中にキャプや魚雷を狙いに行く戦術です。艦長スキルの「幻惑」を取得していると、さらに狙いやすくなります。

 

ただし、一瞬でも見つかってしまうので、被発見を頼りに敵の艦載機が飛んでくる可能性があります。また、レーダー艦をずっとスポットしていたらレーダーを当てようとして前進してくることがあります。その時に「レーダー使用中だな」と予測できるので、わざわざレーダーを誘発させるリスクを取らなくても大丈夫な場合もあります。

 

リスクを取ってでも排除したかったり、キャプが必要だったりする場合以外は、無理して狙わなくても大丈夫です。

 

 

 

 

注意点

発砲ペナルティ

発砲ペナルティとは、主砲を撃った時に被発見距離が主砲射程まで伸び、その状態で発見された場合、20秒間隠蔽に入れなくなってしまう仕様です。特に雷駆にとって20秒間発見状態に陥るのは非常に危険です。

 

よって、主砲を撃っても大丈夫かどうかは常に判断しておきましょう。今ここで敵駆逐と会敵した場合に、味方の援護が充分あるから安全か、それとも敵艦隊が近いから危険かの判断を常にしておくことで、不利な状況で安易に発砲して沈まないようにしましょう。

 

撃つべきかの判断は会敵前にしておく

 

 

煙幕射撃

煙幕射撃は、魚雷ヒット後に火災をつける「浸水火災コンボ」を狙う場合や、敵駆逐との戦闘で行うことがあります。しかし注意点として、魚雷に気をつけることと、敵に自分の位置がバレてしまうことを留意する必要があります。

 

隠蔽を保ち、見えない脅威として動くことが重要な雷駆にとって、安易な煙幕射撃は自分の位置を相手にバラして、魚雷やレーダーによる反撃の機会を与えてしまう危険性があります。また、艦載機から身を隠すための防御に使いたい場合に使えない危険性もでてきます。煙幕射撃をする場合は、本当に必要かどうかを判断してから行いましょう。

 

安易な煙幕射撃は危険

 

 

対レーダー艦

レーダーは強制的に発見状態にさせてくるので非常に危険です。レーダー範囲内に入らないように注意しましょう。レーダー艦をゲーム内やwikiで調べるといいのですが、面倒な人は、米巡・英巡は10㎞、ソ巡は12km、パン米巡・欧駆は9kmと覚えておくとい最低限はクリアできます。

 

レーダー範囲内に入らないのが基本ですが、レーダー範囲ギリギリで引き撃ち状態にしておき、敵にレーダーを使わせてからすぐに離脱して、レーダーを無駄撃ちさせて、レーダー終了後に安全にキャプや魚雷を狙うテクニックもあります。ただし、敵艦載機が近くにいると、レーダーで被発見後すぐに狙われる危険性があるので注意してください。

 

 

対空母

上手な空母乗りは、艦載機の被発見を頼りに駆逐艦を探しにきます。自艦が発見されそうになったら適切な防御策を取る必要があります。

 

敵艦載機が向かってくるのが見えたら、味方艦隊の防空圏に戻ることが基本です。しかし戻れない場合は、煙幕を早めに使用して隠れることが重要です。

 

煙幕が使用できない場合は、「ロケットは縦を向ける」・「爆撃は横を向ける」・「雷撃機雷撃機が来る方向に向かっていく」・「反跳爆弾は縦を向ける」と被弾を最小限に抑えることができます。

 

 

 

駆逐艦

敵駆逐と迂闊にヘッドオンしないことが重要です。敵駆逐艦が居そうな海域では、引き撃ち態勢を取っておくのが無難です。雷駆は砲撃戦が苦手なので、ヘッドオンをしてしまうと、あっという間に集中砲火を受けて沈められてしまう危険性があります。wikiで敵駆逐艦の最良隠蔽距離を確認しておくと、不利な会敵を避けるのに役立ちます。敵駆逐に悩まされている人は、チェックしてみるといいでしょう。

 

隠蔽が敵駆逐艦より良い場合は、敵駆逐艦をスポットして、味方に撃ってもらって有利を作ることができます。雷駆は隠蔽が良い艦が多いので、敵駆逐艦をスポットして、味方に撃ってもらって、HP有利を充分作ってからトドメを刺しに行くという戦術が取れます。

 

発砲ペナルティを利用して敵艦をスポットする方法もあります。引き撃ち状態などで敵駆逐と会敵し、敵にわざと撃たせて、自分は主砲を撃たず、すぐに隠蔽に入る(あるいは煙幕を使う)ことで、敵だけ20秒間発見状態にさせたり、煙幕を使わせることができます。

 

 

 

艦長スキル(島風

 

最後におまけで島風のオススメの艦長スキルを紹介します。参考にしてみてください。

 

 

 

魚雷ビルド(攻撃力重視)

 

魚雷装填手を取得して、シンプルに魚雷性能を強化している攻撃的なビルドです。高速魚雷を取得して魚雷を当てやすくしています。自分のプレイングを振り返って、HPを減らしながら戦うことが多い場合は、アドレナリン・ラッシュを取得するのも良いでしょう。島風の固有UGは、魚雷装填を早くしますが、魚雷発射管の旋回性能が悪くなるので、ここは好みで決めましょう。

 

 

 

幻惑ビルド(生存力重視)

 

幻惑を取得して、一時的なスポットへの耐性を強めており、防御的なビルドと言えます。レーダー艦・艦載機・駆逐艦によるスポットからの被弾に悩まされている人は、幻惑を取ると被弾量が減るのでオススメです。防御的なビルドとして管理を取得することも考えられます。艦載機と駆逐艦への耐性が上がり、エンジンブーストも増えるので機動性の向上にもつながります。ただし、隠蔽状態を保つことが多い場合は、消耗品が余りがちになります。消耗品を余らせてしまう場合は、別のスキルに振り分ける方が良いです。

 

 

 

素早く静かにビルド(機動力重視ビルド)

 

 

素早く静かにを取得して機動力を向上させたビルドです。機動力を活かしたい人にオススメです。敵駆逐艦との接敵の回避、陣地転換、有利なポジショニング、敵の横を突くことなどに役立ちます。また、隠蔽に入った瞬間に素早く静かにが発動して加速するので、自然と加速避け状態になり、敵弾回避にも若干役立ちます。主砲の装填時間にデメリットがありますが、島風はトドメを刺したりDPS勝負をすることが多く、長時間の撃ち合いはあまりしないので、メリットの方が大きいと言えます。

 

 

 

おわりに

雷駆の基本的な立ち回りについての記事でした。雷駆はポイントを押さえれば爽快感抜群の艦艇です。ぜひ乗りこなしてみてください。