WOWS ソロ駆逐日記

World of Warships(WoWS)の駆逐艦の性能・立ち回り・艦長スキル・プレイの様子などの記事を書いてます。

ソロ駆逐艦の立ち回り ~偵察・占領・生存・攻撃~



 

『ソロ駆逐艦の立ち回りシリーズ』の第2回目です。今回は全ての駆逐艦の立ち回りに共通している『偵察』・『占領』・『生存』・『攻撃』について紹介します。これら4つの仕事を、試合中の求められている時にこなせるかが勝利へのカギになります。

 

↓第3回目はコチラ

arukutotoro.hatenablog.com

 

 

駆逐艦の役割

駆逐艦は味方艦隊の前線を任される艦です。勝つために敵艦を攻撃するだけでなく、様々な仕事をこなす必要があります。この記事では、どの駆逐艦にも共通している4つの仕事とテクニックを紹介します。

 

駆逐艦の仕事として代表的なものとしては、敵艦隊を発見して味方艦が狙えるようにする『偵察』、敵陣地・キャプエリア・強化エリアなどを占領して勝利に結びつける『占領』、戦場で浮き続けることで見えない脅威として存在し続ける『生存』、主砲や魚雷で敵艦にトドメを刺したり大ダメージを与える『攻撃』の4つの方針があります。

 

それぞれの優先度は、自分の乗っている駆逐の性能、自分のプレイスタイル、その時の戦況、などによって変化しますが、基本的には偵察25%・占領25%・生存30%・攻撃20%の感覚で立ち回ると駆逐艦の仕事をまんべんなくこなせるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1. 偵察について

このゲームは敵艦を発見しないと敵を狙うことや撃つことがほとんどできません。敵艦を発見する手段はいろいろありますが、最も基本的なのが駆逐艦による偵察(スポット・視界を取るとも言う)です。味方艦隊を率いて最前線に居ることが多い駆逐艦は敵艦を発見しやすく、隠蔽がいいので敵の巡洋艦や戦艦を一方的にスポットする(視界を取る)ことが可能です。このスポットを利用して味方に撃ってもらったり、有利な立ち回りをしたりすることで、優勢を築いていくことができます。

 

視界を取ることで優勢を築ける

 

空母もスポットをすることが可能ですが、駆逐艦のスポットは空母よりも視界を長時間安定させやすい特徴があります。空母は攻撃したり艦載機が撃墜されてしまうとスポットが一時的に途切れてしまうことがありますが、駆逐艦は島が少なければ安全な距離からスポットを継続させることができます。「スポットのメインは駆逐、サポートが空母」というくらいの意気込みで視界を取ると、自艦側の視界が安定して、有利な立ち回りが可能になります。スポットが無い限り、味方は敵を撃つことはできません。まずは前線で敵の巡洋艦や戦艦を偵察することを意識して立ち回りましょう。

 

巡洋艦や戦艦は10km~12kmくらいで見つけることが可能です。駆逐艦の隠蔽距離はだいたい6km前後なので、隠蔽状態を保ちながら敵巡洋艦や戦艦をスポットすることが可能です。敵駆逐艦に注意にしながら、巡洋艦や戦艦を10km前後離れた所からスポットして、味方艦に撃ってもらったり魚雷を狙ったりしましょう。

 

 

 

1.1. 引き撃ち態勢でのスポット

引き撃ち態勢でのスポットとは、敵に艦尾を向けてスポットをすることを意味しています。序盤でよく使うスポット方法で、比較的安全にスポットが可能です。

 

レーダーなどの脅威からすぐに逃げられる


画像のように引き撃ち態勢でスポットすると、レーダーが来た時に安全距離まですぐに引くことが可能です。また、艦載機が来た場合は味方の防空圏まで戻りやすい状態とも言えます。さらに、魚雷が流れてきたときに避けやすい体勢にもなっています。さらにさらに、駆逐艦に発見された場合でも逃げる態勢ができているので比較的安全です。序盤ですぐに沈んでしまう方はこのスポット方法をマスターしましょう。

 

 

 

1.2. 敵駆逐のスポット

敵駆逐の最良隠蔽距離を把握していると、敵駆逐艦のスポットも可能です。敵駆逐艦をスポットして味方艦に撃ってもらうことで、HP有利を作ったり安全に敵駆逐を撃沈まで持っていくことができます。艦載機が近くに居ない場合、敵駆逐をスポットできるとかなりの有利を取ることができるので、チャレンジをしてみてください。

 

慣れれば敵駆逐艦のスポットも可能

 

駆逐艦をスポットする場合は、自艦の隠蔽距離と艦速に加えて、敵駆逐の隠蔽距離と艦速、装備などを事前に把握しておくのは重要です。また、画像のように魚雷予測線を利用すると、敵駆逐の加減速が分かりやすくなり、スポットをキープしやすくなります。エンジンブーストも使用して、敵の加減速についていけるようにしましょう。

 

 

 

1.3. スポットのやめ時

スポットをしていても効果的でないことがあります。最もわかりやすいのは、味方が射線を切っている時です。この場合にスポットをしようと前に出ても、魚雷でしかダメージを出せず、流した魚雷で位置がバレ、艦載機などで発見され集中砲火をされる危険性が高いです。味方艦がついてきていなかったり、射線を切っている場合は、前に出すぎて孤立しないようにしましょう。

 

味方が内側に行って射線を切っているので、前に出てスポットしても効果が薄い


また、観測ダメージが出ていない場合も、スポットが有効でないことが多いです。こういった場合も、前に出すぎて孤立しないようにいったんスポットを切りましょう。また、スポットをする際は観測ダメージも確認し、スポットが有効に働いてるかどうかを判断するといいです。スポットと攻撃のバランスが取れている場合は、『戦闘偵察』の勲章を貰えることがあります。これもひとつの目安にしておくといいでしょう。

 

観測ダメージの表示は【『設定』⇒『HUD』⇒『インターフェイス』⇒『追加のダメージカウンター』⇒『詳細』】にすると戦闘中に右上のダメージの下に小さく表示されます。PCスペックにもよりますが、余裕がある場合は表示しておく方が立ち回りが楽です。

 

 

 

戦闘偵察の勲章や、観測ダメ―ジを確認



 

 

 

 

 

 

 

2. 占領について

次は占領(キャプ)についてです。通常戦では敵陣地の占領、制圧戦ではキャプエリアの占領、軍拡競争では強化エリアとキーエリアの占領を任されるようになります。占領は、他の艦種よりも隠蔽が良く機動力の高い艦種である、駆逐艦の仕事になることがほとんどです。

 

通常戦では陣地を占領した側が勝利します。制圧戦では陣地をより多く占領した側のチームが優勢になります。軍拡競争では、強化エリアを多く取った側が有利になり、中央に出現するキーエリアを取った側が勝勢になります。陣地占領は戦闘中の目標のひとつとして常に意識しておきましょう。

 

敵陣地を踏んでいるだけでも、敵側にポイントが入らないので有利になる

 

隠蔽が悪い駆逐艦は陣地占領を苦手としていますが、敵艦や敵艦載機が近くに居ない場合や島を利用できる場合は、陣地を占領をすることができます。陣地の占領が必要とされていて、隙がある場合は狙いましょう。

 

 

 

2.1. 引き撃ち態勢でキャプ

スポットの時にも引き撃ち態勢が出てきましたが、キャプをする場面でも活躍します。引き撃ち態勢でのキャプ方法は、比較的安全にキャプを狙えるやり方です。俗にケツキャップと呼ばれています。

引き撃ち態勢でのキャプは安全策

画像のように敵駆逐が居る方面に艦尾を向けてからキャプに入ると、敵駆逐に発見された場合にすぐに隠蔽状態に戻ることができます。また、魚雷が流れてきた場合にも避けやすい体勢と言えます。制圧戦の序盤で、キャプエリア内で沈んでしまうことが多いプレイヤーは、まずはこのキャプの方法をマスターしましょう。

 

 

 

2.2. キャプかスポットか

制圧戦において、キャプをするかスポットをするかの判断は、難しい場合が多々あります。ただ、判断の基準として覚えておきたいのは、『①そもそもキャプが取れるのか』『②取ったキャプを維持できるのか』『③味方だけでキャプを取れるのか』です。

 

まず『①そもそもキャプを取れるのか』についてです。例えば敵レーダー艦が待ち伏せているキャプエリアに、敵艦載機が近づいてきている場面を想定してみます。この場合、煙幕を使用して艦載機から身を守ったらレーダーを使用されて集中砲火を受ける危険性が極めて高いです。こういった場合は、キャプはせず、敵レーダー艦のスポットを優先しましょう。

 

次に『②取ったキャプを維持できるのか』についてです。キャプ付近に居る敵の数が味方よりも多い場合を想定してみると、数に任せてキャプを踏んで来たり、取ってもすぐ取り返されることが想像できます。こういった場合も、敵艦隊の排除を目標にスポットを優先した方がいい場合が多いです。

 

最後に『③味方だけでキャプを取れるのか』についてです。キャプ内に味方戦艦と巡洋艦が入っている場面を想定してみます。この場合、巡洋艦が隠蔽を保てたらキャプが成功できることが想像できます。なので、こういった場合も、キャプは味方に任せてスポットを優先していいと言えます。

 

陣地占領を優先するか、敵艦の殲滅を優先するか判断する


実戦ではポイント数や隻数が同等な場合もあります。そういった場合はキャプした方が有利になりやすいという原則に従って大丈夫でしょう。また、シビアな中~終盤戦では、キャプよりもスポットや攻撃が必要になる場合もあります。その場合でも、何が必要なのか冷静に判断しましょう。

 

 

 

2.3. 防衛について

敵が陣地を占領しようとしているのを妨害することも重要です。ただし、敵に居場所をバラしてしまい、反撃を喰らう危険性もあるので、遠距離射撃や煙幕撃ちが可能だったり、島影に入る前など、自艦が安全な場合に狙いましょう。

 

安全に妨害できる場合は妨害して時間稼ぎをする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3. 生存について

駆逐艦の仕事のひとつに生き残ることがあります。これは駆逐艦が発見されにくいという特徴を活かして、『敵のポイントにならない』ということと敵の脅威になり続ける』ことを意味します。

 

 

 

3.1. 生存の重要性

駆逐艦はHPが低いため、初心者はよく序盤で沈んでしまいます。しかし、駆逐艦は機動力が高く、隠蔽が良く、船体が小さいという特徴があります。HPは低くても、敵駆逐との動きを把握し、艦載機やレーダー艦の動きに注意するなど、上手く扱えば終盤まで生き残るだけの性能はあります。

 

序盤で沈んでしまうと、スポット役が居なくなり、キャプ役を失い、敵は魚雷の脅威や十字砲火の脅威から解放され、一気に自分のチームの敗勢に繋がります。逆に、終盤まで生き残れば、敵チームへの脅威は常に存在し、ポイントでの逆転負けや、全滅負けの危険性も低くなります。

 

敵がどれだけ生きていようが、逃げれば勝ちなら逃げる


もちろん、ただ生き残るだけでは、スポットもキャプも攻撃もできないので意味はほとんどありません。適切な位置で浮かび続けることが重要です。適切な位置で生き残れば、敵艦は常に魚雷の脅威や、十字砲火の脅威、そして視界負けの脅威やキャプ負けの脅威に悩まされます。終盤まで生き延びて、敵の脅威として存在し続けましょう。

 

 

 

3.2. 簡単に沈まないためのヒント

駆逐艦はHPが少ないため、1度のミスで沈んでしまう危険性があります。沈まないためには、抑えておくポイントがいくつかあります。

 

1つ目は、魚雷の回避方法です。基本的には魚雷が流れてくる方に艦首を向けて転舵をして、隙間に入るようにします。また、魚雷が流れて来そうな方向にあらかじめ艦種か艦尾を向けて、船体を縦向きにしておくのも大事です。

 

2つ目は、レーダーとソナー範囲にできるだけ入らないことです。ゲーム内やwikiなどでレーダー艦やソナー艦と効果範囲を覚えておくといいです。レーダー艦が発見されていなかったら、レーダー艦が潜んでいそうな所には近づかないようにしましょう。特に、島裏やキャプ周辺はレーダー艦が待ち伏せしていることが多いです。そういう場合は、レーダー範囲外からレーダー艦のスポットをして味方に撃ってもらい、レーダー艦をどかせることを目標にしましょう。

 

3つ目は、艦載機の避け方を覚えることです。艦載機に発見されないように味方艦艇の防空圏に戻ったり、煙幕を使用するのが基本です。見つかった場合は、ロケットは縦を向ける、爆撃機は横を向ける、雷撃機雷撃機の方へ向かっていく、反跳爆弾は縦を向けるようにして避けましょう。

 

4つ目は、敵駆逐艦の隠蔽距離を覚えることです。敵駆逐と不利な会敵をして一方的にスポットされると集中砲火される危険性があります。特に、砲駆に対してヘッドオンをしたり、雷駆に逃げられながらずっとスポットされると、非常に危険です。敵駆逐艦の隠蔽距離を覚えて、不利な会敵をしないようにしましょう。

 

5つ目は、退避ルートを常に考えておくことです。島陰に隠れられるようにしておいたり、外周に逃げるスペースを確保しておくなど、ここで発見された場合の逃げるルートを意識しておくと、無理な立ち回りが減って、安全に航行することができます。

 

 

 

3.3. 終盤特有の判断

制圧戦などの終盤戦ではキャプをしても敵とのポイント差がひっくり返せず、敵を沈める必要があることがあります。また、キャプを放棄しても時間切れまで生き延びたら勝てる場合もあります。こういった場面では、ポイント差・隻数差・残り戦闘時間から判断する必要があります。

 

残り時間からキャプを放棄して生存を優先

 

『キャプをしたら勝ち』という基本に忠実な勝ち方もありますが、『キャプよりも攻撃を優先する』・『キャプよりも生存を優先する』という判断も、シビアな終盤戦では出てくる場合があります。終盤まで生き残れた場合は、ポイント差・隻数差・残り時間から冷静に状況判断をしましょう。

 

 

 

 

 

 

4. 攻撃について

駆逐艦の仕事として攻撃も重要です。砲駆は主砲での攻撃が得意で、雷駆は魚雷での攻撃が得意ですが、砲駆でも魚雷で攻撃した方が良い場面や、雷駆でも主砲で攻撃した方が良い場面もあります。駆逐艦の種類によって得意不得意はありますが、状況を冷静に判断して、適切な攻撃手段を選びましょう。

 

また、『攻撃よりも偵察』・『攻撃よりも占領』・『攻撃よりも生存』を優先すべき場面ももちろん出てきます。攻撃を開始すると敵に発見されたり居場所がバレてしまいます。攻撃をする前に、今の戦況で何が求められているか慎重に判断したうえで、攻撃をする場合は攻撃に移行しましょう。

 

以下の記事も参考にしてください。

arukutotoro.hatenablog.com

 

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4.1. 遠距離射撃

遠距離から火災などを狙う

 

砲駆の基本的な攻撃方法のひとつです。敵艦と充分距離を離して、機動力を活かして敵弾を回避しながら砲撃する方法です。弾道が低い艦・主砲射程が長い艦・機動力の高い艦で特に有効です。味方と十字砲火をしながら、火災を狙ったり、横を向けた艦にAP弾を狙ったりします。敵の戦艦や巡洋艦の気を引いて主砲塔を自艦側に回させてヘイトを分散させる時にも有効です。

 

 

4.2. 煙幕射撃

煙幕と味方の視界や発砲ペナルティを利用して砲撃


砲駆の基本的な攻撃方法のひとつです。煙幕を装備している艦でDPMの高い艦で特に有効です。魚雷が当たった後に火災を狙う浸水火災コンボを狙う場合にも有効です。注意点としては、味方艦や艦載機が視界を取っていることを確認したり、敵の発砲ペナルティを利用して煙幕撃ちをすることです。そうしないと、敵が見えなくなり撃てなくなってしまいます。

 

 

4.3. 隠蔽雷撃

隠蔽状態を保ちながら雷撃をする

 

雷駆の基本的な攻撃手段です。隠蔽が良く、魚雷射程の長い艦で特に有効です。注意点としては、魚雷を流すとだいたいの居場所がバレるので、魚雷を流したら移動するようにしましょう。『扇撃ち』など、魚雷の流し方のコツは他に記事を書いていますので、そちらをご覧ください。

 

arukutotoro.hatenablog.com

 

 

4.4. 近接雷撃

エンジンブーストを使用しながら頭を押さえる

 

体力に余裕があって、敵艦と島を挟んで接近している場合に有効です。特に島裏に貼りついている巡洋艦や戦艦に対して奇襲する場合に有効です。注意点は、近接雷撃が敵にバレていると警戒されてしまうので、ギリギリまで見つからないようにしましょう。

 

 

 

4.5. ヘッドオン

敵が近づいて来るところに合わせて接近する

 

隠蔽が自分より良い敵駆逐を倒す時に有効なアプローチ方法です。また、前方に主砲が複数ついている艦でも有効です。無線方向探知などを利用して、敵駆逐の大まかな居場所を把握し、敵駆逐が味方戦艦に魚雷を狙ったり陣地を占領しようと近づいてきている所に接近して仕留めます。注意点としては、自分も危険な状態になるので、敵援護艦隊の射線を切ったり充分な距離を離してから仕掛けましょう。

 

 

 

4.6. 追い撃ち

敵が逃げているところを追撃する


敵が逃げている所を追いかけて撃つ方法です。前方に主砲が複数ついている艦で有効です。また、瀕死の敵艦を沈める場合はだいたいこのような体勢になります。奥側を狙って砲撃する必要があるので、弾が当てにくく、若干不利な体勢であることを頭に入れておきましょう。

 

 

 

4.7. 引き撃ち

敵から逃げながら撃つ


敵から逃げながら後部主砲で砲撃する方法です。偵察や占領をする時に、このような引き撃ち態勢で行うと、魚雷が来た時や敵駆逐を発見した時に回避しやすく安全な体勢と言えます。また、日駆など後部砲塔が複数ある艦で有効です。被弾面積を最小にしつつ、手前を狙って撃つので、若干有利な体勢と言えます。ただし、敵艦のDPMが高い場合や敵援護艦隊からの援護射撃がある場合は簡単に負けるので、撃たずにそのまま逃げる判断もしましょう。

 

 

 

4.8. DPM勝負

継続火力が高い艦は撃ち続けることで有利を取れる


主砲のリロードが短くDPM(継続火力)が高い艦は、撃ち続けることでダメージレースで有利を取れます。比較的安全に撃ち続けられるポジションに移動し、砲撃をしましょう。DPMが低い艦では、敵に居場所をバラすだけになってしまうので、トドメを刺す場合や浸水火災コンボを狙う場合以外ではしない方がいいです。

 

 

 

4.9. DPS勝負

砲門数が多い艦や瞬間火力の高い艦で有効

主砲のリロードは長いが、砲門数が多くDPS(瞬間火力)が高い艦は、島裏に入る前や、煙幕に隠れる前に敵駆逐に主砲を撃って体力差を作って有利に立つことができます。また、敵艦にトドメを刺す場合にも有効な手段になります。

 

4.10. 島裏射撃

味方の視界を利用して島を盾にしながら射撃

 

味方の視界と島を利用して射撃する方法です。自分の体力がほとんど無い場合や、敵艦の射線を切らないと厳しい場合に有効です。ただし、駆逐艦の仕事のスポットがほとんどできなくなるので、かなり限られた状況下で行うようにしましょう。

 

 

 

4.11. 煙幕支援

味方に煙幕をあげて、煙幕射撃をしてもらう


自分で撃つよりも味方に撃ってもらった方が火力が出る場合、味方に煙幕をあげることで煙幕射撃をしてもらうことも狙い筋です。煙幕を使用することをクイックコマンドで知らせて連携しましょう。この場合、味方の煙幕内での発砲ペナルティを把握する必要があります。把握しきれない人は、主砲口径の小さい艦や、米巡と英巡とネフスキーにあげるといいと覚えておきましょう。ただし、注意点として、敵艦載機や敵駆逐と出会った場合に自分が煙幕を使用できなくなるので、対空圏にいつでも戻れる適度の距離を保ちましょう。また、煙幕に魚雷が流れてくる場合もあるので、魚雷警戒をしっかりするのも大切です。


 

 

 

 

 

 

 

おわりに

駆逐艦の主な仕事とそのテクニック解説でした。偵察・占領・生存・攻撃は、得意不得意はありますがどの駆逐艦にとっても、重要な役目になります。戦場ではこれらの仕事を常に意識しながら立ち回りましょう。

 

 

 

↓シリーズ第3回目はコチラ

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