艦種：雷撃型駆逐艦
雷撃に特化したドイツ駆逐艦です。5連装2基の12km魚雷を装備しており、威力と浸水発生率は低いですが、最短65秒で流すことができます。主砲は弱く、HE弾のDPMはTier9最弱クラスです。ただし、ドイツ駆逐艦特有の強力なAP弾を装備しているので、横を向いた相手には艦種を問わず大ダメージを出すことができます。消耗品はドイツ駆逐艦の代名詞のソナーを装備しておらず、煙幕とエンジンブーストのみです。隠蔽は最良隠蔽5.9kmと平均的です。機動性は転舵が比較的悪いですが、最高速度は比較的良いです。
現在のビルドと性能詳細
Z-44専属艦長です。『高速魚雷』と『消耗品強化』を取得していますが、ここは『素早く静かに』や『幻惑』などでもいいです。他のドイツ駆逐艦との共用のために『管理』を取得してもいいでしょう。
性能
砲撃力：★★★☆☆☆☆☆☆☆ AP弾は強いがHE弾のDPMはTier9最弱クラス
雷撃力：★★★★★★★☆☆☆ 威力は低いが、12km・短リロードで優秀
対空力：★★★☆☆☆☆☆☆☆ 機銃の威力はいいが、単独では厳しい
隠蔽力：★★★★★★☆☆☆☆ 最良隠蔽5.9kmと平均的
生存力：★★★★☆☆☆☆☆☆ HPは最大22,550と高め
機動力：★★★★★☆☆☆☆☆ 最高速は高めだが、転舵が悪い
入手方法
武器庫で石炭228,000
基本方針
序盤：スポット&魚雷、陣地占領
中盤：スポット&魚雷、陣地の占領と防衛、敵駆逐へのアプローチ
終盤：単独行動艦を狙う、敵駆逐へのアプローチ、陣地の占領と防衛、生存する
具体的な立ち回り
序盤 ～スポット&魚雷～
通常戦
序盤は隠蔽の良さを活かしながら敵艦に近づいて魚雷を狙います。その際に、敵駆逐をスポットできるようだったら引き撃ち態勢を取りながらスポットします。注意点としては、転舵性能が少し悪いので、敵駆逐艦が居る海域では早めに引き撃ち態勢を意識ておいた方が無難です。
魚雷射程が12㎞とアメリカレーダー艦のレーダー範囲外から流せるので、序盤は無理をして敵艦に接近する必要はありません。レーダー範囲外から短いリロード時間を活かして魚雷を流しましょう。
主砲が弱いので、序盤は敵駆逐との交戦は控えてスポット&魚雷に徹した方がいいです。不利な砲戦は避けましょう。ただし、敵艦が横を向いている場合はAP弾が効果的です。敵駆逐艦にもダメージが見込めるので、隙があればAP弾を狙いましょう。
制圧戦
基本的には通常戦と同じように意識して動きますが、さらにキャプゾーンが絡んできます。隠蔽は平均的なので、序盤から陣地占領を狙っても大丈夫です。ただし、敵駆逐の方が隠蔽がいい場合は、敵援護艦隊のスポットを優先した方が無難です。また、レーダー艦の待ち伏せがありそうな場合は、先にレーダー艦をスポットして排除することを考えましょう。
キャプゾーンに入る場合、転舵がが少し悪いので敵の魚雷に注意しましょう。早めに引き撃ち態勢にしておくか、すぐ島陰に入れる箇所を確保すると良いです。魚雷の射程が長いので、キャプを踏みながら魚雷を狙うこともできます。また、魚雷の被発見距離が短いので、敵の駆逐艦と踏み合いになった場合は、無線方向探知を頼りに魚雷を狙うのも手です。
軍拡競争
隠蔽は平均的で最高速力は高めなので、強化エリアの取得は可もなく不可もなくといったところです。ただし、転舵が少し悪いので、転舵している時が一番危険な状況になります。敵レーダー艦や駆逐艦が待ち伏せている強化エリアは、転舵中に集中砲火を受けないように注意して、無理に取りに行かないようにしましょう。
中盤・終盤 ～AP弾も使う用意を～
通常戦
敵がバラバラになっている時間帯なので、魚雷を狙いやすくなります。レーダーや艦載機を避けつつ敵艦の横に近づいて魚雷を狙いましょう。また、煙幕射撃をするチャンスも増えてきます。敵艦載機が近づいたときに煙幕を使い、その時に敵艦の横を取っていた場合は、AP弾で煙幕射撃をすることも視野に入れるといいでしょう。
敵駆逐も孤立しだす時間帯です。体力差が無い場合は交戦せずにスポットをする方が良いですが、体力差が充分ある場合は仕掛けましょう。敵駆逐が横を向いている状態で会敵した場合は、積極的にAP弾を使用してダメージを稼ぎ、敵駆逐が縦を向けたらHE弾に切り替えましょう。
敵が下がっていっている場合は、包囲殲滅ができるように敵をマップ中央側に寄せていきます。反対方向の見方も同じように押せていたら勝勢で、包囲殲滅がしやすい理想形と言えます。
敵に押し込まれた場合は退かないといけません。反対側の味方も押されている場合は、マップ中央側に逃げるのではなく、マップの南北に逃げるようにすると、反対方向の味方と挟み撃ちがしやすく、カウンターを決めやすいです。
逆に反対側の見方が押している場合は、引き撃ちで敵の進撃を遅らせながらマップ中央側に逃げるといいです。この場合は、開戦時は南北で敵チームと向かい合ってましたが、今度は東西で向かい合う形になるので、仕切り直しがしやすいです。
制圧戦
通常戦の包囲殲滅の考え方に加えて、キャプゾーンを取るかどうかが関わります。ポイント差や敵との体力差を考えて、敵の体力がかなり削れて倒しきれそうなら、陣地占領は味方に任せて、スポットや砲撃を継続していくのもいいです。
基本的にはキャプが敵よりも多く取れている方が優勢になります。キャプを多くとった後は包囲殲滅ができそうだったら押し込んでもいいのですが、カウンターには気をつけて深追いをしないようにしましょう。
軍拡競争
中央にキーエリアが出現する1分前にアナウンスがあるので、そのアナウンスがあったら、マップ中央に移動しましょう。その頃には敵がバラけてスポットがしづらくなっていると思います。中央のキーエリアは、制圧したら勝勢になるので、スポットや砲撃よりもキャプを優先してもらって大丈夫です。
敵駆逐が残っていたら、中央で駆逐戦になります。HPが充分に有利な場合は敵駆逐と1対1をしてもいいですが、そうではない場合は安全策を取って味方と合流してからでいいです。それまでは踏み合いをしつつ味方の合流を待ちましょう。
テクニック ～浸水コンボを狙う～
65秒で12kmの5連装2基の魚雷を流せるので、魚雷の性能はかなり優秀です。問題は浸水率が素で227％と若干低いのと、威力が13,700と低いということです。ダメージで貢献をする場合は、集中雷撃か、浸水コンボを狙いましょう。
魚雷の回転率と5連装で面制圧力が高めという特徴を活かして、30秒ごとに雷撃を狙うと浸水コンボを狙いやすいです。また、火災を消した艦を見つけたら魚雷を狙ってみるのもいいでしょう。
対Z-44 ～魚雷と援護射撃に注意して強気に攻める～
Z-44は魚雷が強力なので、魚雷を警戒しすぎて前に出れないでいるとZ-44のペースになってしまいます。また、Z-44はソナーが無いのにソナーがあると勘違いしてしまうのも危険です。Z-44に対してはヘッドオンを狙いつつ、AP弾を弾ける角度を保ちながら強気に攻めましょう。
Z-44は隠蔽も5.9kmとマッチ帯の平均値くらいなので、隠蔽で勝っている艦はスポットを、砲火力で勝っている艦はヘッドオンを狙っていけます。敵援護艦隊の砲撃に気をつけながら強気にアプローチしていきましょう。
オススメ艦長スキルとビルドの候補
オススメ艦長スキル
水浸し：魚雷の強化
魚雷装填手：魚雷の強化
アドレナリンラッシュ：主砲魚雷強化
素早く静かに：最高速度の向上
体力が減っても火力を出せる『アドレナリン・ラッシュ』や、機動力向上のための『素早く静かに』や、最初から魚雷のリロードを強化できる『魚雷装填手』などがオススメです。他のドイツ駆逐艦と共用艦長にする場合は『管理』もオススメです。
おわりに
「46じゃなくて42じゃなくて44（混乱）」
優秀な魚雷を手に入れた代わりにソナーを失ってしまったドイツ駆逐です。威力の低さをカバーしながら立ち回れるかで評価が分かれます。雷駆が好きな方はぜひ乗りこなしてみてください。
