駆逐艦初心者向けの記事です。第1回目は、敵駆逐との交戦や、キャプエリアの占領、魚雷警戒などで役に立つ、引き撃ちと引き撃ち態勢について書いています。
引き撃ちとは
敵に艦尾を向けて敵から離れながら砲撃をすることを引き撃ちと言います。また、引き撃ちがいつでもできる状態のことを引き撃ち態勢と言います。
引き撃ち態勢は、敵から離れるので比較的安全な態勢と言えます。引き撃ち態勢から砲撃を開始すると、引き撃ちになります。
引き撃ちは、敵が近づいて来るところを狙って砲撃するので、弾の飛翔距離が短くなり、敵に弾を当てやすくなります。逆に敵は、自艦が逃げていくところを狙って砲撃しないといけないので、弾の飛翔距離が長くなってしまい、弾が当てずらい状況になってしまっています。したがって、引き撃ちは弾を当てやすく、敵弾を避けやすい状況なので、引き撃ち側がやや有利と言えます。敵艦との交戦時は、引き撃ちを上手く活用しましょう。
まとめ
引き撃ちは弾を当てやすく、敵弾を避けやすい状況なので、引き撃ち側がやや有利と言えます。敵艦との交戦時は、引き撃ちや引き撃ち態勢を思い出して、有利が取れるように立ち回りましょう。
+αで覚えておきたいこと
米駆や英駆などは後方の主砲塔が1基なのに対して、日駆は後方の主砲塔が2基ある艦が多いので、日駆は引き撃ちが得意と言えます。こういった、主砲塔の配置や後方射角の良さから、引き撃ちが得意か不得意かを判断して立ち回れると、引き撃ちを利用して有利をとりやすいです。
引き撃ち態勢は被弾面積が小さく、敵艦から距離を離すことができる態勢なので、さまざまな場面で警戒態勢として使用できます。例えば、キャプエリアを踏むときに引き撃ち態勢で踏んでおくと、魚雷が流れてきたときに安全に回避できたり、レーダーがきた時に素早く離脱することができます。
また、敵駆逐艦が自分より砲火力が高い艦だった場合に、引き撃ち態勢にしておくと、敵駆逐艦を発見した際にすばやく距離を取って交戦を避けることが可能です。特に雷駆に乗っている場合は、引き撃ち態勢で警戒することを意識しておくと良いでしょう。
このように、危なそうな場所では早めに引き撃ち態勢にしておくと安全です。
おわりに
引き撃ちと引き撃ち態勢についての紹介でした。駆逐艦ではよく出てくる態勢なので、ぜひマスターしてください。次回はヘッドオンについて紹介します。
もっと詳しく知りたい人はこちら↓
第2回はこちら↓