WOWS ソロ駆逐日記

World of Warships(WoWS)の駆逐艦の性能・立ち回り・艦長スキル・プレイの様子などの記事を書いてます。

ソロ駆逐艦の立ち回り ~対駆逐艦編~

 

この記事では、対駆逐艦戦闘についての立ち回り、特に会敵前にしておきたい事前準備と、追い撃ち態勢時・引き撃ち態勢時で注意したいことを紹介しています。

 

駆逐艦によって戦い方がさまざまですし、艦長スキルやアップグレードでも相性やテクニックが異なるので、ひとまとめにすることが難しく、記事にしてみて微妙な部分もあります。なので、大まかな指針として参考にして頂けるとありがたいです。

 

ちなみに、当ブログの個別艦ページに、得意戦術やテクニックを少し書いています。「この駆逐艦の戦い方が知りたい!」という方は、ブログトップから艦紹介ページも合わせて参照してみてください。

 

また、無線方向探知が対駆逐戦闘に役立つのですが、それは個別ページに書いていますので、そちらをご覧ください。

 

arukutotoro.hatenablog.com

 

 

 

 

1. 対駆逐は事前準備が大切

まずは、敵駆逐艦との戦闘が始まる前の移動時間中に考えておきたいことについて書きます。

 

1.1. 初心者がやりがちな失敗例

初心者にありがちなのは、事前準備をしないまま戦闘をしてしまうことです。敵駆逐艦が見えない状況で何も準備をしていないと、行き当たりばったりな立ち回りになってしまい、敵駆逐艦・敵艦載機・敵レーダー艦に発見された場合に、瞬時に判断が下せずそのまま沈んでしまう危険性があります。

 

熟練者が瞬時に判断を下して戦えるのは、頭の回転が速いからではありません。敵駆逐艦が見えていない間に、ミニマップを見て、敵駆逐艦の位置を予測したり、性能差を考えたり、数的有利不利など様々なことを、移動中に前もって考えているからです。対駆逐戦闘は事前準備が大切です。

 

駆逐艦が主砲が強いのか隠蔽が良いのか、レーダー艦はどれなのか、ソナー艦はどれなのか、その効果範囲は何kmなのか、といった情報も仕入れておきましょう。ゲーム内で確認したり、wikiを見て覚えるといいです。

 

適切な判断を瞬時に下すには事前準備が大切

 

1.2. 脱初心者の対駆逐戦闘

対駆逐が上手くなるには、移動中に事前準備をすることが大切です。事前準備はミニマップを見ることでスムーズに行うことができます。ミニマップをしっかり見て、対駆逐戦闘に備えましょう。

 

まずは駆逐艦の性能を確認しましょう。弾道は高いのか低いのか、近距離戦が得意なのか遠距離戦が得意なのか、DPM・DPSはどのくらいか、射角はどのくらいか、隠蔽距離はどのくらいか、機動性はどのくらいか、魚雷を避けやすいのか避けにくいのか、消耗品は何なのか。こういった情報を持っておくと、性能での有利不利と得意不得意が分かるので、立ち回りに活かすことができます。こういった情報は、wikiやこのブログにも少し書いているので参考にしてみてください。

 

次に敵味方の艦載機の確認をしましょう。敵艦載機はコチラに向かってきているかどうか、どの種類が来ているか、味方戦闘機の支援は貰えそうか、といった具合です。艦載機に発見されると、先制攻撃されHP不利を作られてしまいかねません。特に序盤に敵艦載機がやってきたら、見つかる前に煙幕を使うか、味方巡洋艦の近くでやり過ごしましょう。

 

③レーダー艦の確認もしましょう。レーダー艦は発見済みかどうか、どこら辺に居そうか、味方レーダー艦は援護してくれそうか、どのあたりまでレーダー範囲かなどです。そもそも、レーダー艦の種類や範囲がわからない人は、wikiやゲーム内で確認して覚えましょう。手間のかかる作業ですが、強くなるには避けて通れません。駆逐で強くなるための大前提として、頑張って覚えましょう。

 

また、数的有利かどうかも確認しましょう。チーム戦は数が物を言います。このゲームは爆沈・バイタル・魚雷によって一気に沈んで隻数がひっくり返ることもありますが、基本的には数が多い方が有利です。駆逐2対1なんて普通は一気に勝負がつきます。自艦側の戦場が、味方3対敵5といった状況もランダム戦でよくありますが、引き撃ちでの撤退戦を余儀なくされるくらい厳しいです。敵戦艦と巡洋艦を早めにスポットして、数的有利かどうかの判断ができるようにしましょう。

 

慣れてきたら、敵味方艦隊の距離の確認敵味方艦隊の射線の確認をしましょう。敵味方の距離や射線を確認することで、敵弾の回避のしやすさや、援護砲撃が期待できるかがわかります。敵の射線が切れている所で対駆逐戦闘ができると、敵援護艦隊からの横やりが飛んでこないので、有利を取りやすくなります。射線管理はいつもできるとは限りませんが、慣れてきたらチャレンジしてみましょう。

 

⑦退路の確保も重要です。危なくなった場合の退路をイメージしておくと生存性が上がります。島陰に隠れられるルートを意識したり、最外周へ退避できるスペースを確保しながら前進するといった感じです。

 

これらの準備が敵駆逐との会敵前にして、敵駆逐艦とぶつかっても大丈夫かどうかを判断してから、敵駆逐艦に積極的にアプローチするか、警戒しながら様子見するかを決めましょう。1万回近く沈んできた人の経験談ですが、これだけできれば、手ごわい駆逐艦乗りになれるはずです。

 

ここまでできたら中級者

 

 

 

1.3. 対駆チェックリスト

慣れてくるとさらに細かく事前準備ができるようになるので、対駆逐で有利に立ち回れることができます。どこまでやるかはプレイヤー次第ですが、ほとんどの場合はミニマップを見るだけで確認できることなので、やれるだけやっておくと得します。

 

 

ここまでできたら充分以上

 

 

2. 撃ち合いの心得

ここからは、前進の判断をしてから駆逐同士の撃ち合いが開始した場合の立ち回りについて書いていきます。

 

2.1. 敵駆の姿勢に注意

交戦が始まったら駆逐艦の姿勢に注意しましょう。主砲塔の配置の関係から、例えば後方2基配置の艦は引き撃ちが得意、前方2基の艦は追い撃ち(ヘッドオン)が得意、射角が悪い艦は横向きでの射撃が得意、という具合に、砲撃戦の有利不利が出てきます。敵の得意な姿勢vs自分の苦手な姿勢での戦闘は無理をせず、自分の得意な姿勢で戦いましょう。

 

駆逐艦が引き撃ち態勢の場合は、深追いしないように注意しましょう。敵駆逐を倒そうと引き撃ちをしている敵を追いかけると、敵艦隊との距離が近くなり、敵艦隊の主砲で大ダメージを受けてしまう可能性があります。また、砲撃を誘われて発砲ペナルティを取られる危険性もあります。引き撃ち態勢の相手には、有利にプッシュできたり、トドメをさせる時以外は慎重に仕掛けて、仕留め損ねてもHP有利が作れたら充分と考えて、無理に追わないようにしましょう。

 

駆逐艦が横を向けている時は、DPMが最も高い状態です。被弾面積も最大なので、味方艦艇の援護射撃が当てやすい状況ではありますが、援護射撃が外れて不利と判断した場合は、無理せずに交戦を止めることも考えましょう。また、魚雷にも注意しましょう。交戦が終わった後や、敵が沈んだ後に魚雷が流れてくることがあります。砲戦中に魚雷を流した気配があれば、魚雷を警戒して速度を変化させて魚雷コースを外したり、交戦が終了したら、忘れずに艦を縦にして魚雷を回避しましょう。余談ですが、デアリングや春雲など、艦によっては横向きの敵駆逐にAP弾が通常貫通する艦が居ます。そういう艦に乗っている場合はチャンスタイムなので、敵駆逐艦が横を向けていたら積極的にAP弾を使用しましょう。

 

駆逐艦とヘッドオンをしに行った場合は、自分が有利の判断をしていることが多いので、味方の支援を信じながら、全力で戦いましょう。近距離戦で敵の主砲塔が狙えるようだったら、機能停止を狙ってみるのも面白いです。ただし、想定外のことも起こることがあります。例えば、隠蔽を保っていた敵巡洋艦が突然現れたり、遠距離からの戦艦のHE弾が直撃するなどです。交戦中に不利と判断したら、煙幕や島影などで早めに戦闘を切り上げ、態勢を立て直して仕切り直すことも考えましょう。

 

 

駆逐艦の姿勢に注意

 

2.2. 自分の姿勢も意識する

砲戦中はエイムと回避で手一杯になりがちですが、自艦の姿勢や射角も意識しましょう。前方射角や後方射角が良いのに、全門斉射のために艦を必要以上に傾けて撃つと、被弾面積を無駄に大きくするだけになってしまいます。艦をどの程度傾けると全門斉射できるかを、移動中に確認しておくと良いでしょう。

 

特に最悪なのは、敵駆逐艦に向かって全門斉射しようと艦を傾けたら、そこに蔵王ヴェネチアコンカラー砲が飛んできて大ダメージを受けてしまうことです。敵に撃たれてしまう場所で戦う場合は、撃たれたくない相手に艦首や艦尾を向けて被弾面積を小さくしながら戦いましょう

 

 

 

2.3. 追い撃ち態勢で先に発見されていた場合

先に敵駆逐艦に発見されていた場合は、敵艦隊の援護射撃と、敵駆逐艦の魚雷に警戒しましょう。敵援護艦隊の射撃に関しては、敵弾接近警報や幻惑を付けていると被弾を抑えることができます。

 

敵弾接近警報は、敵駆逐艦との戦闘中でも効果を発揮します。敵駆逐艦の砲撃を全て回避するのはかなり難しいですが、敵巡洋艦の横やりなら回避が見込めます。駆逐艦の砲撃以外で警報が鳴った場合は、敵の巡洋艦か戦艦が射撃した証拠なので、敵巡洋艦や戦艦の砲撃タイミングに合わせて、素早く回避行動をしましょう。

 

幻惑は15秒しか効果を発揮しませんが、散布界を広げつつ、速度が上がるため自然と加速避けの状態にする効果があるので、敵の初弾を散らばらせて被弾量を減らすことが見込めます。

 

また、察知を付けていると、何隻がロックしているかわかるため、今仕掛けるのは危険と判断して、煙幕などで隠蔽に入って仕掛けを中止することもできます。いつも敵援護艦隊の射線が切れているとは限らないので、こういった保険を艦長スキルで付けておくといいでしょう。

 

魚雷に関しては、交戦前に敵駆逐艦の魚雷が発見できていない場合は、敵駆逐艦が見えたからといって、全門斉射のために反射的に転舵をしないようにしましょう。敵駆逐艦がそれを狙って魚雷を投げている可能性があるからです。魚雷コースを読んで、転舵を小刻みに入れたり、敵が魚雷を流していそうな方向とは逆側に転舵をしたりして、事前に流していたであろう魚雷を回避しましょう。

 

先に発見されたら魚雷に注意

 

2.4. 発砲ペナルティに注意

射撃を始めると、発砲ペナルティの影響で簡単には隠蔽に入ることはできません。戦闘後にスムーズに隠蔽に入れるように、射程内に敵艦が居るかどうかの確認、島陰に入って射線が切れるかの確認、煙幕を使用して隠蔽に入れるかの確認もしておきましょう。

 

特に煙幕は、状況が変わって不利になった場合に、すぐに隠蔽に入って仕切り直すための緊急策として取っておくといいです。

 

 

 

2.5. 応急工作班は注意して使え

対駆逐戦闘が終わっていないのに安易に応急工作班を使ってしまうと、隠蔽に入る間際に敵援護艦隊の砲撃を受けて火災がついてしまい、隠蔽に入れなかったりそのまま沈んでしまうことがあります。応急工作班の使用タイミングは慎重に考えましょう。

 

基本は敵駆逐艦との交戦が終わって、発砲ペナルティも解除され隠蔽に入って、敵援護艦隊の最後の砲撃も交わし切ったタイミングで使用しましょう。こうすると、最後に火災がついて消せないといった状況を防げます。

 

対駆逐戦闘中にエンジンや舵が壊されて、そこに魚雷が流れてきた場合は、魚雷回避のために応急工作班を使用して、魚雷回避を優先しましょう。エンジンや舵が壊れた状態での魚雷回避は非常に難易度が高いです。駆逐艦にとって魚雷ダメージは致命傷になりかねないので、こういった場合は、敵駆逐との交戦中でも応急工作班を使用しましょう。

 

敵潜水艦が潜んでいた場合、ピンガ—を当てられることがあります。基本的に潜水艦が居た場合は、敵駆逐艦との戦闘は無理をせず、応急工作班は潜水艦の魚雷が発射されたのを確認してから、魚雷の誘導を解除するために使用しましょう。

 

 

応急工作班を安易に使用していると、必要な時に使えない

 

2.6. 煙幕は注意して使え

駆逐艦の発砲ペナルティを利用して煙幕射撃をする攻撃的な使用方法と、不利な場合に隠蔽に入って仕切り直す防御的な使用方法が考えられますが、どちらの場合でも注意して使用しましょう。

 

例えば、敵のレーダー艦が近くにいる場合は、煙幕射撃に合わせてレーダーを使用されて逆襲される危険性があります。レーダー範囲外だったとしても1km程度なら敵に前進されレーダーを当てられるので、油断しないようにしましょう。

 

また、味方の視界を遮らないようにしましょう。敵駆逐との交戦中に煙幕を使用すると、味方の視界を遮ってしまい、敵駆逐艦が隠蔽状態に入られたり、敵艦隊が全く見えなくなることがあります。完全に不利な場合は、交戦を終わらせて生存を優先するため、仕方ない部分もありますが、敵駆逐艦を仕留めるチャンスがあった場合に、敵駆逐艦を隠蔽に入らせてしまうともったいないです。また、自分が使用した煙幕を敵に乗っ取られたり利用されたりする危険性もあります。さらに、煙幕射撃を空振りした場合、魚雷の標的になったり空母に狙われる危険性があります。状況をよく確認して、安易な煙幕の使用は避けるようにしましょう。煙幕を使用するかどうかも、事前準備として考えておくと良いです。

 

 

煙幕の使用も注意して行う



 

3. 様子見の心得

ここからは、引き撃ち態勢で様子見をする場合の立ち回りについて書いていきます。

 

3.1. 相手の得意距離で戦わない

遠距離射撃が得意な敵駆逐に遠距離戦を仕掛けたり、近距離戦が得意な相手に近距離戦を仕掛けるのは、トドメが刺せるとき以外はやめましょう。

 

様子見する時は、相手が苦手としている距離を保ちつつスポットや警戒をするといいです。HP有利ができるまでは戦況を維持するか、遅滞戦術をするように心がけると、チャンスになったときに、スムーズに反転攻勢やトドメを狙えるようになります。

 

 

 

3.2. 引き撃ち態勢で先に見つかった場合

自艦が引き撃ち状態の時に敵駆逐に先に発見された場合は、敵の姿勢が分からず一方的なスポットをされかねないので、すぐに加速して隠蔽に入りましょう。いちおう、ソ駆や仏駆であれば、発見されてもそのまま敵戦艦に対して砲撃をすることができます。また、敵を深追いさせているのであれば、停止して発見するのも手です。しかし、不利判断をしている状況では敵駆逐に近づきすぎてる合図です。基本的には距離を離して態勢を立て直し、敵援護艦隊のスポットはできるけど、敵駆逐艦には見つからない程度の距離を保ちましょう。

 

敵援護艦隊は見えなくなったけど敵駆逐に発見された場合は、敵駆逐艦の深追いの可能性があります。いったん距離を取って隠蔽に入った後、反転してヘッドオンを狙うのも手です。敵駆逐艦の姿勢はある程度は予測可能です。例えば、敵援護艦隊が前進して来ているから敵駆逐艦も前進しているといった具合です。敵援護艦隊の様子を目印にして、敵駆逐艦の動きを予測し、敵駆逐の深追いか、敵援護艦隊へのカウンターを狙いましょう。

 

 

 

3.2. 敵の姿勢に注意

引き撃ち状態の敵駆逐艦に発見された場合は、敵駆逐も警戒している状態で、敵味方の前線(ライン)がぶつかり合っている状況です。よほどのことがない限り、撃たずに加速して隠蔽に再び入りましょう。どちらの駆逐艦が先に大きなダメージを受けてHP差が付くかの勝負になります。自分だけ発砲ペナルティが取られたり、一方的なスポットになることは避けましょう。

 

横向きの敵駆逐艦は、敵駆逐が有利判断をしているか、警戒をしていない状態です。自艦側が不利と判断している状況で横向きの敵駆逐艦に発見された場合は、加速してすぐに隠蔽に入りましょう。幸い、横向きの敵駆逐艦は、砲撃戦を狙ってくる場合が多く、発砲ペナルティで一方的なスポットを取れることがあります。隠蔽に入った後は、敵駆逐艦をスポットしようとずっとバックすると、魚雷が来た時に加速が間に合わず被雷する恐れがあります。横向きの敵駆逐が居た場合は、魚雷を警戒して、魚雷がすべて流れたのを確認してから行動しましょう。

 

追い撃ち状態の敵駆逐艦に発見された場合は、敵駆逐艦を深追いさせた状態ならば、味方と一緒に仕留められる可能性があります。味方に援護を求めて深追いをとがめましょう。ポイントは、味方の戦艦や巡洋艦が発見される距離に敵駆逐艦が踏み込んだら敵駆逐艦を発見できる距離を保つことです。

 

逆に味方艦から離れてしまい、自艦が孤立してしまっている状態で敵駆に発見されたならば、隠蔽管理を失敗しています。数的不利など明確に不利な状況では、魚雷警戒をしながら前述の味方艦隊が発見される距離に敵駆逐艦が踏み込んだら敵駆逐艦を発見できる距離あたりまで引きましょう。

 

どうしても戦わないといけない状況なら意を決して戦いましょう。先制攻撃ができる場合は、先制攻撃をして、できるだけ被弾面積を小さくしながら引き撃ちをしましょう。敵の発砲タイミングに合わせて転舵して被弾面積を最小にできればなお良いですが、艦によっては難しい場合もあるので、そこは艦に応じてプレイしましょう。敵からは速度が判別しにくいため、着弾点を見ながら3/4速も織り交ぜると、被弾を押さえられます。また、1/2転舵も敵のエイムを惑わすのに効果的です。

 

 

 

 

3.3. 遅滞戦術は縦のスペースを

引き撃ち状態での撤退戦は敵が近づいて来るので、主砲が当てやすく、魚雷も射程が届きやすくなります。主砲で遅滞戦術を行う場合は、敵の主砲の向きが別方向に向いているのを確認して行い、魚雷を狙う場合は、誘導魚雷や浸水火災コンボも検討しましょう。ただし、敵艦隊の数が圧倒的に多い場合は、主砲を撃って姿を晒すような戦い方はかなり危険です。敵の主砲塔の向きを見て、ヘイト管理ができるようであれば、主砲での仕掛けも可能ですが、魚雷を中心に立ち回った方が無難です。

 

遅滞戦術をする場合は、マップの縦(南北)のスペースを使って、敵を深追いさせる形を目指しましょう。縦の空間を上手く使うと、敵艦隊を釣り上げたり、マップ中央側の味方と挟み撃ちを狙うことができます。また、敵艦隊が中央方面に移動を開始した際に、横を突いて魚雷を狙ったり、砲撃をするチャンスも出てきます。撤退戦をする際は、縦のスペースを使うことを意識しましょう。

 

 

3.4. 敵駆が逃げたらラインを戻す

敵艦隊に押し切られてしまうこともありますが、スポットなどで敵駆逐艦が撤退していくこともあります。もし、駆逐艦が撤退したのが見えたら、下がったラインを少し押し戻します。ラインが下がりっぱなしだと、敵艦隊が自由に動ける範囲が広いままで、こちらが包囲殲滅されかねません。味方艦隊も永遠と逃げるだけになってしまいます。できるだけ、敵艦隊の進軍を遅くしつつ、反転攻勢もできるように、敵駆逐艦が下がったら、少しだけラインを戻しましょう。

 

ただし、駆逐艦が再び戻ってくることもあるので、ラインは戻しすぎないようにしましょう。ラインを上げすぎると敵艦隊と近くなり、味方艦隊から離れて孤立してしまう可能性もあります。例えば2マス下げさせられてから敵駆逐が撤退したのが見えたら、1マス上げて様子見して、敵艦隊全体が中央に向かっていたり、孤立した艦が居て数的有利ができたのを確認したら、味方と一緒に反転攻勢してラインを上げ直しましょう。

 

 

 

3.5. 敵駆回避も検討を

ランダム戦では様々な敵駆逐艦が対面に来ます。その中には敵駆逐狩りが非常に強力な艦も居ます。例えば、Z-52・Z-42・マルソー・スモランド・ラグナルや、分隊を組んでいるギアリングとデモインなどです。そういった艦に対して、消耗品を空振りさせて、消耗品がクールタイム中にスポットをしたり仕掛けに行くこともできますが、かなり難しいです。

 

厄介な相手には近づかず、魚雷警戒をしたり、味方艦艇にかなり近づいて敵駆逐艦駆逐艦が居ないと誤認させたり、敵駆逐艦が居ない方面でアクションを起こすのも手です。鬼の居ぬ間にというやつです。

 

また、敵駆逐艦が2隻で自分側が1隻の場合も、島などで射線を切りつつ待ち伏せといったことなどができない限り、会敵を回避しましょう。敵駆逐艦が1隻になったのをミニマップなどで確認できてから、アクションを起こすので充分です。

 

 

 

おわりに

対駆逐戦闘についての記事でした。駆逐艦の種類はさまざまで、駆逐艦の組み合わせによって戦い方のバリエーションも多く、ちょっと書き切れなかった部分もありますが、おおまかな指針として参考にしてみてください。

 

 

↓対空母・艦載機編

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↓対レーダー艦編

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