WOWS ソロ駆逐日記

World of Warships(WoWS)の駆逐艦の性能・立ち回り・艦長スキル・プレイの様子などの記事を書いてます。

ZF-6 の日記

Tier9 ドイツ駆逐艦 ZF-6



 

 

艦種:バランス型駆逐艦(対駆逐型砲駆)

主砲装填ブースターを装備した代わりにソナーを失ったドイツ駆逐艦です。主砲装填ブースターは、主砲の装填時間を半減させることで15秒間強力な砲撃が可能になります。また、AP弾に跳弾優遇があり、敵駆逐艦に対しても有効なダメージを与えることができます。魚雷は日駆の8km魚雷の威力がやや下がった版を装備しています。

 

対空防御砲火も装備していますが、単独での防御は難しいです。隠蔽は最良で5.8kmと優れており、多くの敵駆逐に先手で仕掛けることが可能です。転舵は標準的ですが最高速度が低いため、操作感は重めです。早めの判断をしながらの操艦が必要になります。総じて、隠蔽性を活かしつつ早めの判断をすることで、優れた砲撃力と雷撃性能を発揮できるかがポイントになります。

 

 

 

現在のビルドと性能詳細

現在の艦長スキル

 

現在のアップグレードと装備

 

Z-52、Z-42、ZF-6、Z-35、Z-39、T-61共用艦長です。『消耗品強化』と『特重弾薬』は、『幻惑』、『アドレナリン・ラッシュ』、『歯車のグリスアップ』などでもいいと思います。

 

入手方法

期間限定イベントの造船所(現在入手不可)

 

 

現在のビルドの性能詳細

主砲

現在のビルドの主砲性能

主砲は合計で5門搭載しています。素の装填時間は3.8秒で、装填UGで3.3秒です。一番砲塔のみ連装砲で、残りが単装砲です。素のHE弾のDPMは11万台と低いですが、AP弾のDPMは23万台と高くなっています。装填UGで強化するとAP弾のDPMは26万台となります。AP弾に跳弾優遇があり、敵駆逐にも有効なダメージ源になるので、AP弾を主軸に戦うのがいいでしょう。

 

HE弾は、装甲貫通力こそ32mmとドイツ駆逐艦の特徴を備えていますが、威力が低いという特徴も引き継いでいるため、縦を向けた相手との砲撃戦はかなりの苦戦を強いられてしまいます。

 

前方・後方の射角は標準的で、ともに30度から撃つことができます。砲旋回は以前は遅かったですが、素で10秒にバフされました。

 

 

 

弾道

11.8km先に約8.7秒で着弾

素の射程11.8kmの着弾は約8.7秒です。弾道は平均的です。14km先の敵への着弾が約11.5秒と、遠距離では着弾までに時間がかかるので、射程を伸ばして運用するには少し弾が当てづらくなっています。

 

 

 

魚雷

現在のビルドの魚雷性能

8㎞の4連装魚雷を2基搭載しています。日駆の8kmと似ており、ダメージが18,400と、日駆と比べて低くなっています。雷速が速く、短時間で敵艦に届くので、敵が進路を変えるまえに届きやすく、魚雷予測線通りに投げても当てやすい魚雷と言えます。敵艦の横に近づくことができたら、魚雷を狙ってみましょう。

 

 

 

対空

対空防御砲火を装備しているものの、短距離機銃が強い程度で対空性能自体は低いです。他の駆逐艦と同じで単独で防御しきるのは難しく、空母に狙われた際は味方の防空圏に戻った方がいいでしょう。

 

 

 

抗堪性

現在のビルドの抗堪性

素の抗堪性は17,000と低く、Z-46の19,900と比べると生存性は劣ると言えます。『抗堪専門家』を取得しても20,150と、積極的に砲撃戦を仕掛けるにはやや低いHPになっています。ちなみに、フローニンゲン(フリースラント)と同じくらいのHPです。

 

 

 

隠蔽性

現在のビルドの隠蔽性

素の隠蔽距離は7.2kmで、最良隠蔽は5.8kmです。マッチ帯でかなり優秀な隠蔽距離なので、最良隠蔽にして敵駆逐対してスポットを取れたり、先手を取れるようにした方が良いでしょう。最良隠蔽時の煙幕内での主砲発射時の被発見距離は2.8kmで、航空発見距離は2.6kmです。

 

 

 

機動性

現在のビルドの機動性

Z-46の旋回半径と同じで、転舵所要時間がZ-46が4.5秒に対して、ZF-6は3.9秒と若干速くなっています。ただし、最高速度はZ-46が37.5ktsですが、ZF-6は35.0ktsと遅くなっていて、操作感の重さとしてはだいたい同じくらいと言えます。

 

 

 

船体

左:ZF-6 右:Z-46

Z-46とほぼ同じくらいの大きさです。Z-46は比較的大きな艦なので、同じくらいの大きさのZF-6も、敵からの被弾に気をつける必要があります。また、ソナーを持っていないので敵の魚雷にも気をつけましょう。

 

 

 

消耗品


ドイツ駆逐艦では珍しく対空防御砲火と主砲装填ブースターを装備しています。代わりにソナーを装備していません。他のドイツ駆逐艦のように、ソナーを主軸に戦うのではなく、敵艦の横を突き、主砲装填ブースターで強力なAP弾を撃てるかがポイントです。

 

 

 



 

基本的な立ち回り

対駆逐戦闘をしながら隙を見せた敵艦に煙幕射撃や魚雷を狙う艦になります。序盤は敵駆逐を警戒しながらスポットや陣地占領に向かいます。魚雷は射程が短いので、序盤は狙いに行く必要は薄いでしょう。中盤以降は単独行動をしていたり横を取れた艦に対して魚雷や煙幕射撃を行いながら、敵駆逐へのアプローチを強めていきます。

 

序盤:スポット、陣地占領、敵駆逐を警戒

中盤:スポット&魚雷、煙幕射撃、陣地の占領と防衛、敵駆逐へのアプローチ

終盤:単独行動艦を狙う、敵駆逐へのアプローチ、陣地の占領と防衛、生存する

 

 

 

 

具体的な立ち回り

序盤 ~スポット&対駆逐警戒~

通常戦

序盤は隠蔽の良さを活かしながらスポットメインで立ち回ります。その際に敵駆逐艦の警戒をしながら立ち回るといいです。ZF-6は機動力が低く転舵に時間がかかるので、敵駆逐艦と会敵が予想されそうな海域では、早めに転舵をして引き撃ち態勢でスポットをしましょう。

 

駆逐艦を発見した場合は、敵が横や斜めを向けていた場合は、跳弾優遇のあるAP弾を刺すのを狙いますが、序盤は敵駆逐艦も警戒して縦を向けている場合が多いです。敵の姿勢に注意してHE弾かAP弾か判断して発砲しましょう。

 

魚雷は8kmなので序盤から魚雷を狙うのは敵に近づきすぎて危険になります。序盤の魚雷は駆逐艦が煙幕撃ちをしている所に流す程度にしておくといいでしょう。

 

 

 

制圧戦

基本的には通常戦と同じように意識して動きますが、さらにキャプゾーンが絡んできます。隠蔽は良いので、序盤から陣地占領を狙っても大丈夫です。ただし、レーダー艦の待ち伏せがありそうな場合は、先にレーダー艦をスポットして排除することを考えましょう。キャプゾーンに入る場合、転舵がが少し悪いので敵の魚雷に注意しましょう。早めに引き撃ち態勢にしておくか、すぐ島陰に入れる箇所を確保すると良いです。

 

 

 

軍拡競争

隠蔽は良く機動性はやや悪いですが、強化エリアの取得は可もなく不可もなくといったところです。隠蔽を活かして強化エリアを取りに行くのも、主砲装填ブースターで敵駆逐を待ち伏せするのも大丈夫です。敵レーダー艦や駆逐艦待ち伏せている強化エリアは、転舵中に集中砲火を受けないように注意して、無理に取りに行かないようにしましょう。

 

 

 

中盤・終盤 ~対駆逐戦闘と横を取る意識~

通常戦

敵がバラバラになっている時間帯なので、敵艦の横や斜めを突きやすくなります。状況にもよりますが、基本的には、遠距離で敵艦の横や斜めを突けている場合は煙幕射撃を狙い、中距離で敵艦の横を突けている場合は、近づいて魚雷を狙うと良いです。

 

敵駆逐も孤立しだす時間帯です。残っている体力にもよりますが、敵駆逐の横や斜めを突く機会が多くなっている時間帯なので、序盤よりも積極的にAP弾を狙えます。敵駆逐が横や斜めを向いている状態で会敵した場合は、積極的にAP弾を使用してダメージを稼ぎ、敵駆逐が縦を向けたらHE弾に切り替えましょう。

 

敵が下がっていっている場合は、包囲殲滅ができるように敵をマップ中央側に寄せていきます。反対方向の見方も同じように押せていたら勝勢で、包囲殲滅がしやすい理想形と言えます。

 

敵に押し込まれた場合は退かないといけません。反対側の味方も押されている場合は、マップ中央側に逃げるのではなく、マップの南北に逃げるようにすると、反対方向の味方と挟み撃ちがしやすく、カウンターを決めやすいです。

 

逆に反対側の見方が押している場合は、引き撃ちで敵の進撃を遅らせながらマップ中央側に逃げるといいです。この場合は、開戦時は南北で敵チームと向かい合ってましたが、今度は東西で向かい合う形になるので、仕切り直しがしやすいです。

 

制圧戦

通常戦の包囲殲滅の考え方に加えて、キャプゾーンを取るかどうかが関わります。ポイント差や敵との体力差を考えて、敵の体力がかなり削れて倒しきれそうなら、陣地占領は味方に任せて、スポットや砲撃を継続していくのもいいです。

 

基本的にはキャプが敵よりも多く取れている方が優勢になります。キャプを多くとった後は包囲殲滅ができそうだったら押し込んでもいいのですが、カウンターには気をつけて深追いをしないようにしましょう。

 

 

 

軍拡競争

中央にキーエリアが出現する1分前にアナウンスがあるので、そのアナウンスがあったら、マップ中央に移動しましょう。その頃には敵がバラけてスポットがしづらくなっていると思います。中央のキーエリアは、制圧したら勝勢になるので、スポットや砲撃よりもキャプを優先してもらって大丈夫です。

 

敵駆逐が残っていたら、中央で駆逐戦になります。HPが充分に有利な場合は敵駆逐と1対1をしてもいいですが、そうではない場合は安全策を取って味方と合流してからでいいです。それまでは踏み合いをしつつ味方の合流を待ちましょう。

 

 

 

 

 

テクニック ~跳弾優遇のAP弾と主砲装填ブースター~

通常のAP弾の場合は跳弾角度が45度~60度ですが、ZF-6のAP弾には跳弾優遇があるため跳弾角度が60度~65度になります。なので斜めの相手にも貫通を狙うことができます。敵が斜めの状態からAP弾を狙っていきましょう。

 

また、15秒間主砲の装填時間を半減させる主砲装填ブースターも装備しています。敵戦艦や巡洋艦が横を向いている時にAP弾を刺したり、敵駆逐と会敵した場合に使用しましょう。沈め切れそうな艦が居る場合にも有効です。

 

駆逐艦に主砲装填ブースターを使用する場合は、敵艦とヘッドオンか斜めで会敵した時がチャンスです。敵が転舵して逃げようと舵を切り始めたタイミングで使用すると、敵艦が前斜め→横→後ろ斜めになっている間に主砲装填ブースターでAP弾を刺せるので、かなりのアドバンテージを取れます。

 

だいたい30度くらいから貫通が狙える



 

 

対ZF-6 ~引き撃ち態勢~

ZF-6はソナーが無い代わりに主砲装填ブースターを装備していて、主砲装填ブースターを使用しながらAP弾を撃たれると、短時間で大ダメージを喰らってしまいます。また、跳弾優遇があるため、45度程度で全門斉射しながら反撃していると、貫通弾を貰ってダメージレースで負ける危険性があります。

 

ZF-6が対面に居る場合は、引き撃ち態勢など、しっかり縦を向けてAP弾を跳弾できる姿勢にしておきましょう。幸いHE弾の火力はかなり低いです。主砲装填ブースターがある間は、基本的に縦を向けて戦いましょう。

 

 

 

 

オススメ艦長スキルとビルドの候補

オススメ艦長スキル

管理:消耗品の個数の増加

アドレナリンラッシュ:主砲魚雷強化

歯車のグリスアップ:主砲旋回の向上

 

 

体力が減っても火力を出せる『アドレナリン・ラッシュ』や、主砲の旋回速度を向上させる『歯車のグリスアップ』などがオススメです。他のドイツ駆逐艦と共用艦長にする場合は『管理』もオススメです。

 

 

 

 

 

 

 

おわりに

 

「!テスト艦ではありません!」

 

優秀な主砲を手に入れた代わりにソナーを失ってしまったドイツ駆逐です。機動力の低さをカバーしながら立ち回れると長所を発揮することができます。今後の復活に期待しながら、入手できた方はぜひ変わりダネのZF-6を楽しんでみてください。

 

※戦績は随時更新予定です