魚雷・航空魚雷(雷撃機)・潜水艦の誘導魚雷を避けるコツについて、すでにいろいろな方が記事にしている内容ですが、当ブログでも駆逐艦プレイヤー向けに紹介します。
- 1. 理論編(WOWS Japan 公式ツイッターより)
- 2. 魚雷の避け方の基本
- 3. 危険な避け方
- 4. キャプエリア内・煙幕内の避け方
- 5. 魚雷予測線を予測する避け方
- 6. 空母の雷撃機の避け方
- 7. 潜水艦の魚雷の避け方
- 8. その他で注意しておきたいポイント
- 9. おわりに
1. 理論編(WOWS Japan 公式ツイッターより)
戦艦入門用のものですが、艦種関係なく通用するので掲載します。
基本は図の通りです。魚雷を避ける基本は、魚雷が流れてくる方向に転舵をすることです。
みんな気になる「魚雷の避け方」編🤨 pic.twitter.com/p48DTu89cX
— World of Warships Japan (@WoWS_Japan) 2022年7月11日
2. 魚雷の避け方の基本
駆逐艦での実演例です。基本的に、魚雷が流れてくる方向に転舵をして、魚雷と魚雷の隙間を通り抜けるようにして回避します。
理論通り、魚雷の流れてくる方向に転舵をして、隙間に入りましょう。
3. 危険な避け方
魚雷が流れてくる方向と逆向きに転舵すると、どうなるでしょうか?
画像のように、魚雷が流れてくる方向と逆向きに転舵をすると、複数ヒットしてしまう危険性があるので、やむを得ない場合のみにしましょう。
4. キャプエリア内・煙幕内の避け方
制圧戦でのキャプエリア内や、煙幕内での魚雷の避け方を紹介します。ズバリ、あらかじめ魚雷が流れて来そうな方向に艦尾を向けて待機しておくことです。
無線方向探知や敵艦が最後に発見された位置から、魚雷が流れて来そうな方向が予測できる場合は、艦を縦方向にして、魚雷の隙間に入りやすいようにしましょう。
注意点としては、艦尾を向けていてもバックをし続けていると、魚雷が来た時に加速が間に合わず被雷する場合があります。魚雷が来た時に余裕をもって前進して、隙間に入る余裕を持たせられるように、バックし続けないように注意しましょう。
5. 魚雷予測線を予測する避け方
敵の駆逐艦と交戦している時に、魚雷が流れてくる場合があります。敵の駆逐艦に先に発見されていた場合は、魚雷が流れてくるのを予測して進路を大きく変えると、前もって魚雷を回避することができます。
転舵があまり良くない駆逐艦や船体の大きい駆逐艦は、魚雷を見てから避けるのは難しいです。あらかじめ避けれるように、敵の魚雷予測線を予測して、逆側に舵を切りましょう。
このテクニックは、主砲旋回が速い駆逐艦に乗っている時にも、転舵に主砲が追い付くので敵を補足し続けることができるため、魚雷回避に有効な手段といえます。先に発見された場合は、魚雷が流れてくるかもと予測して、進路を変えましょう。
また、敵駆逐艦を沈めた後も魚雷が流れてくる場合があります。敵駆逐艦を沈めても敵の魚雷が流れてきているかもと予測して、敵が放った最後の魚雷を確認できるまでは、艦を縦にして魚雷の隙間に入れるようにしましょう。
6. 空母の雷撃機の避け方
基本的には通常の魚雷の避け方と同じです。雷撃機に発見されたら、魚雷の流れてくる方向、すなわち、雷撃機が飛んでくる方向に転舵します。
空母の魚雷も通常の魚雷と同じような避け方です。雷撃機の飛んでくる方向に向かって転舵をするのが基本です。
また、素早くすり抜けることで、最初の雷撃直後に真横から再び雷撃をしてくるという空母の追撃手段である十字雷撃を未然に防ぐことができます。できるだけ素早く魚雷と魚雷の隙間をすり抜けましょう。
おまけで、信管が作動していない間(赤いマークが表示されていない間)は、魚雷に当たっても0ダメージで済みます。スピードを出して航行している場合は、航空魚雷を踏みつぶしてしまうのも手段のひとつです。
ただし、踏みつぶすテクニックは空母側のミスの部分も大きいので、どうしても隙間に入れない場合や、明らかに踏みつぶせる場合のみ狙って、基本的には隙間を素早くすり抜けるようにしましょう。
7. 潜水艦の魚雷の避け方
潜水艦の魚雷の避け方は、ピンガー自体を避けてしまうことです。ピンガーにさえ当たらなければ魚雷は誘導されません。したがって、魚雷を未然に回避していることになります。しかし、いつもピンガーをかわせるとは限りません。
もしピンガ―に当たってしまった場合は、魚雷が来ているのを確認してから応急工作班を使って誘導を解除し、加減速転舵をして魚雷を避けるのが基本です。
潜水艦はピンガ—を使用して、誘導魚雷を狙ってきますが、応急工作班を使用することで、魚雷の誘導を無効化することができます。大事なのは、魚雷が来ているのを確認してから応急工作班を使用することです。魚雷が来ていないのに応急工作班をしようしてしまうと、再びピンガ—を付けられて魚雷を発射され、応急工作班が使えない間に誘導魚雷でやられてしまいます。
また、同じ個所にピンガ—を2回当てられてしまうと、誘導が非常に強力になって、避けるのがほとんど不可能になります。2回当てられてしまったら、魚雷を確認して必ず応急工作班で誘導を解除しましょう。
ちなみに、タイミングはかなりシビアですが、ピンガーを受けても、魚雷を引き付けて、当たる直前で艦を大きく切り返すことで誘導魚雷を避けることも可能です。
しかし、船体が大きい駆逐艦や機動力の悪い駆逐艦では回避が難しく、ピンガーの当たった箇所と船体の向きによっては、どんな駆逐艦でも結局避けるのが難しかったりするので、応急工作班を使わずに避けるテクニックは最終手段だと考えて大丈夫です。
基本にそって、ピンガーを受けたら魚雷が来ているのを確認して応急工作班を使用するようにしましょう。
8. その他で注意しておきたいポイント
島と島の間(水路のようになっている場所)は、魚雷が流れて来やすい場所です。置き魚雷と言って、あらかじめ敵艦が通ったり留まったりしそうな場所に魚雷を流しておくテクニックです。島と島の間やその近くを通る場合は、置き魚雷に当たらないように注意しましょう。
味方戦艦や巡洋艦の近くも危険です。味方の戦艦や巡洋艦を狙って敵駆逐艦が流した魚雷が流れてきやすい場所です。横っ腹を晒さず、艦を縦や斜めにして味方艦隊から少し離れておくことで、魚雷の隙間に入ったり回避できるように警戒しておきましょう。
敵駆逐艦が沈んだ後も魚雷が流れてくる場合が多いです。敵の最後の魚雷が確認できるまでは、艦を縦にして、魚雷の隙間に入れるように警戒しましょう。
隠蔽の良い敵駆逐艦が主砲を撃ってきた場合も注意が必要です。敵駆逐艦に全門斉射で反撃しようと転舵をしたところに合わせて魚雷が流れてくる危険性があります。この場合は、魚雷が流れてくるまで転舵を我慢するか、敵が予測していない方向に転舵して魚雷を避けましょう。
9. おわりに
魚雷の避け方はサービス開始当初から基本は変わりません。潜水艦の登場で、バリエーションは増えましたし、駆逐艦のテクニックの向上で、うっかりしていると当たってしまうというものも増えましたが、基本的には、魚雷の流れてくる方向に向かって転舵をして、艦を縦にして魚雷の隙間に入って避けることに変わりありません。
最初は怖いかもしれませんが、徐々に魚雷の避け方に慣れて、簡単に沈まないようなプレイヤーを目指してみてください。