WOWS ソロ駆逐日記

World of Warships(WoWS)の駆逐艦の性能・立ち回り・艦長スキル・プレイの様子などの記事を書いてます。

ソロ駆逐の裏話 Tier7駆逐と両用型

 

このシリーズでは、情報そっちのけで、自由につらつらといろんな駆逐艦について思っていることを書いていきます。今回は、Tier7駆逐を中心に、自分の修業時代や砲雷両用艦について気の向くままに書いています。

 

 

Tier7前後の修業時代

強くなろうと思ったきっかけは、艦長スキルの大改編で、隠蔽専門家(か上級射撃)が5ポイントから4ポイントになって隠蔽射撃が削除された時、ブリスカを使って俺ツエーしていた人たちが、軒並みブリスカを捨ててブリスカが絶滅したことでした。

 

「自分はようやくブリスカ買って隠蔽専門家が取れたってのに、OP厨は隠蔽射撃ができなくなった途端に、今まで最強最強言ってたブリスカを捨てたとか…。艦に対する愛が無いんだよ。俺は隠蔽射撃がなくなっても60%超えてやる!」と奮起して、ブリスカ60%を目指しながらTier6から修行を開始しました。

 

Tier6は、ファラガットとアンシャンを中心に、対駆逐艦戦闘・島を使った立ち回り・隠蔽雷撃・遠距離射撃を練習していました。今でもこの2隻は扱いやすくて好きです。

 

自信がついてからTier7に移りました。ここが修業時代で一番戦闘数が多かったです。暁・レニグラ・ブリスカ・ハイダ・ガジャマダで練習していました。今振り返ると、対駆逐・キャプ合戦・隠蔽雷撃・遠距離射撃・煙幕射撃など、バランスよく習得できたなと思います。

 

その後にTie8に移りました。最初はベンソンに乗っていましたが、キッド・晴風・コサックを中心に乗るようになりました。この頃は対駆逐を重視していて、対面駆逐艦は絶対に倒して生き残るという心意気でやっていました。対駆逐艦でいろいろ試行錯誤して、戦闘能力も一番強気だった頃だと思います。今思うと、もう少しツリー艦に触れてたほうが幅が広がったかなと思います。

 

Tier8で充分自信を付けた後、Tier9に行って、Tier10艦の理不尽さに徐々に慣れていきました。デモインのレーダーや蔵王の低弾道砲に慣れていきました。この頃は、夕雲・フレッチャー・Z-46・ジャトラントに乗って、対駆逐と隠蔽雷撃をメインに戦っていました。この頃はジャトラントがまだナーフされてなくて、装填時間が短かったので、北風とも渡り合えていました。今だと厳しそうですね。

 

こうやって徐々にTierを上げていきました。今だとエコノミーボーナスとフリー経験値ですぐにTier10まで開発できるので、Tierを徐々に上げながら修行するのは手間がかかるだけかもしれません。でも、いろいろ飛ばしてTier10に飛び込んで揉まれるよりも、基礎を習得して動かし方がある程度できてる方が即沈せずに楽しめていいと思います。

 

今でも修業時代に乗っていた艦は、思い入れがあって好きですね。

 

 

 

 

 

 

Tier7駆逐の面白さ

Tier7はトップになるかボトムになるかで、立ち回りがガラっと変わるので面白いですね。クセになります。艦の性能もパワーはあるけど隠蔽が悪い艦が多く、格上には引き撃ちで味方と一緒に共闘して、格下にはパワーで圧倒するという立ち回りになります。トップにせよボトムにせよ、隠蔽負けがキーワードで、ヤバいから深追いさせるか、パワーで圧倒するかになることが多いです。

 

Tier8から隠蔽UGが装備できるので、そこが隠蔽差を作る壁になっています。Tier9にいたっては装填UGを付けれるので、Tier7でボトムになったら本当に立ち回りでなんとかしながら味方と一緒に戦わないといけなくなります。

 

こういう立ち回りになるTier帯は意外と少なく、例えば、Tier6やTier9では格上に隠蔽を使って見ることができます。Tier8は隠蔽が良いですが、火力としてはTier7と比べて若干高い程度の艦が多いです。

 

Tier7は、「パワーで何とかする」のと「隠蔽負けしやすい」という点で、立ち回りがTier10に近い印象があります。案外、Tier10の練習に使えるかもしれません。

 

また、Tier7は各ツリーの特徴がハッキリしているので、そこも面白いポイントになっていると思います。秋月ツリーやグダニスクツリーは、Tier8から特徴が出てきますが、それ以外はTier7でもツリーの特徴がしっかり出ているので、艦の性能を活かした立ち回りがしやすいのが良いですね。

 

 

 

 

 

 

意外と多いTier7レア艦

駆逐艦のOP艦の印象はTier5なのですが、意外とTier7も発禁艦や期間限定艦が多かったりします。ハイダ・Z-39・夕立・ヒューロン・タシュケント39あたりです。レア艦と出会うと、いろいろ刺激になって、やりごたえが出てくるので、私はポジティブに考えてます。まあ、スモランド・ベンハム・朝潮・ハイダ・神風・グレミャーは、やりすぎ感はありますが、それ以外は「何だこの艦!?」って感じで、乗る時も対面に引いたときも楽しめるかなと思います。

 

 

 

ハイダ

ハイダは隠蔽と主砲火力が良すぎましたね。個人的には低速発煙装置がユニークだったので、発禁にしてほしくなかったのですが、さすがに5.7km隠蔽は強すぎましたね。白露より良いし、Tier8とも渡り合える隠蔽ですからね。でも、低速発煙装置でいろいろ試行錯誤するのが楽しかったので、今でも思い入れは強いです。

 

 

 

Z-39

Z-39は、正直発禁じゃなくてもいい気がしてました。まあ、Z-23がTier7に来たようなものなので、そりゃダメと言われればダメですが。体力が多く、隠蔽が良く、魚雷も良く、ソナーも5kmだけど、主砲がDPS型なので、味方と共闘しないと対駆逐戦闘は追い払うのが精一杯という性能です。主砲性能のため、いぶし銀というか、地味ながら堅実なプレイができる駆逐艦だと個人的に思っているので、けっこう好きです。晴風IIやシリワンギに近い感じですね。ソナー系雷駆なので、対駆逐型雷駆とか勝手に思ってます。

 

 

 

夕立

 

夕立・ヒューロン・タシュケント39は、期間限定販売・造船所の報酬・武器庫イベントでの入手でした。今だとコンテナ以外からは入手が難しいようです。

 

夕立は史実的に人気艦で、発売当初は大注目されていましたが、蓋を開けると、ソロモンの悪夢を乗り手が見せられるくらい魚雷が当てにくく、主砲性能も低く、機動力も悪く、なかなか使いこなすのが難しい艦です。夕立に乗るくらいなら朝潮の方がいいという人も居ます。ただ、今は入手方法が限られているので、レア艦として楽しむのもいいのかなと思います。史実的にもゲーム的にも有名ですし。

 

 

 

ヒューロン

ヒューロンはシャチ迷彩がかわいいのですが、イマイチ自分には合わなかったなぁという艦です。中~遠距離射撃で戦艦を燃やしながら回避盾をしつつ、敵駆逐艦へもアプローチできるとはいえ、火力か体力がもう少し欲しかった印象があります。ハイダと火力的にはほとんど変わらないので、ハイダを持っていると煙幕射撃ができるハイダを使っちゃう感じです。修理班がハランドみたいに回復幅多くなればいいなとか思ったり。

 

 

 

タシュケント39

タシュケント39は………すごいですね、あれは。性能があまりに異質すぎて取り扱いに困るタイプです。雷駆ですけど隠蔽がものすごく悪い雷駆ってたぶん初めてのパターンなのではないでしょうか。固有クレベールっぽさがあって、乗ってみると割と面白いのですが、立ち回りが難しいですね。いろいろふっきってやるのが一番楽しいのですが、ハマった時とそうでない時の差が激しくて、すごい大変です。乗り手が少ないのもその証拠かと。果たしてこの艦は再販するんでしょうか……?

 

 

 

FR25

あと、FR25っていう通常販売されてるけど、あまりに見ないから、味方から「test ship?」とか言われる(言われた)艦もありますね。魚雷射程がバフされてから使いやすい伊駆になってますが、なかなかのレア艦です。まあ、性能的にはマークしなくても、伊駆とわかれば大丈夫なレベルなので、初見殺し感はありません。でも、戦闘数が本当に少ないので、せっかく作ったんだからイベント配布でもやればいいのにとか思ってます。

 

 

 

 

 

感覚とイメージで語るオススメTier7駆逐艦

暁 (中距離両用型駆逐艦

主砲が3基あるのが良いですね。主砲射程と魚雷射程が10km前後で同じくらいなのも、敵との距離感を変えずに砲雷の切り替えがしやすいのが良いです。魚雷も3基3門で、装填時間も短いので、いろいろ投げ方を工夫できますし、砲雷両用をしやすい日駆です。ということで、疾風に近いかもしれません。

 

初心者だと敵駆逐に発見されてUターンする間に沈むことが多いですが、ミンスクやレニグラを経験してから乗ってみると、ソ連駆逐艦と日本駆逐艦の中間みたいな乗り方ができて面白いです。速力もあるので快適に乗ることができます。気になるのは隠蔽が悪いことくらいですね。ここもミンスクなどに乗っていると気にならなくなってきます。

 

東雲もできますけど、暁から引き撃ちが強い日駆のスタイルが使えるので、そこも魅力的な要素になってるかもしれません。中距離型の砲雷両用艦という感じです。

 

 

 

 

ガジャマダ (近距離両用型駆逐艦

隠蔽の良さと射角の良さが魅力ですね。隠蔽はTier7では良い方なので、同格相手に先手を取りやすいし、格下にも隠蔽負けしずらいです。射角の良さは凄まじく、前方射角13度で全門斉射できます。

 

被弾面積をかなり小さくしながら全門斉射できるので、ついつい前のめりな立ち回りをしてしまっています。でもミスをしてもパンアジア製の煙幕でカバーできるので、かなり強い。弾道が遠距離だと山なりになりますが、近距離では問題ないので、良隠蔽を活かして前進して、敵駆逐を射角の良さと煙幕でHP有利を作って、2~3回の会敵で沈めて、深度魚雷と煙幕射撃のコンボで敵艦を沈めていくのが狙い筋でしょうか。

 

魚雷射程が8kmと短く、主砲弾道も山なりなので、近距離戦闘向けではあります。近距離型両用艦といったところでしょうか。

 

 

 

 

レニグラ (遠距離両用型駆逐艦

遠距離砲駆のイメージですが、隠蔽雷撃もできるのが強いですね。Tier7だとレーダー艦が少なく、Tier6空母もそこまで脅威じゃないので(Tier8はやばいけど)、隠蔽雷撃も充分選択肢に入ります。デルニーとかで魚雷狙いに行くのはレーダー艦も空母もかなり脅威的なので難しいですが、レニグラなら何の問題もなく狙いに行けます。

 

回避盾だけでなく、煙幕射撃もできて、おまけに隠蔽雷撃もできるので、ソ駆の練習にはピッタリかと。といっても、ツリー艦のミンスクの方が、お金かからないし、砲の取り回しはミンスクの方が良いので、そっちで練習したり、キエフで修理班使いながら練習する方が実践的かもしれません。

 

個人的にはずっとOP艦だと思ってて、なんで発禁にされないのかわからないまま何年も経ってしまいました。感覚がおかしいのか…?

 

遠距離射撃型砲駆だけど、隠蔽雷撃も充分狙いに行けるので、この記事では無理やり遠距離型両用駆って言っちゃいます。

 

 

 

 

 

 

砲雷両用型は良いぞ

 

Tier7オススメ駆逐艦の3隻で何が言いたかったかというと、砲雷両用ができる艦は良いぞということです。両用型は器用貧乏って言われやすいですけど、いろんな状況に対応できるということは、一発逆転は難しくても、優位をこつこつ築いていく分にはやりやすい艦だと思っています。

 

器用貧乏からの脱却は浸水火災コンボ。両用艦は他の艦に比べて、これが一番狙いやすいはず。昔は駆逐で煙幕射撃はセンス無いって言われてましたけど、今は空母や潜水艦が増えて、視界が通りやすかったり発砲ペナルティを取りやすかったりします。ミニマップ確認してからコンボを狙って、視界が切れたらスポットに戻ったり、発砲ペナルティを誘ってまた煙幕に入ったりしていくと、そんなに文句言われないはずです。

 

ところで、両用型(バランス型)というカテゴリーは、WOWS公式の駆逐艦の解説動画から引用しています。言われてみるとそうだよなぁという感じで、主砲も魚雷もどちらも使いやすいよというカテゴリーです。

 

youtu.be

 

まあこのブログでは砲駆・雷駆・両用駆(バランス型)だけでなく、対駆逐型も設けて、レーダーとかソナーが強力な艦は、対駆逐型に入れてますけど。

 

カテゴリーにわざわざ分けて考えなくても、島風で主砲を使ったり、デルニーで魚雷を使ったり臨機応変にやっていけって話はあります。ただ、初心者はカテゴリーに沿って動いた方が、島風で謎の発砲をして沈んだり、煙幕射撃して視界0になって、それでも見えるまでずっと煙幕内にこもるといった状況を避けられるのでいいかと思ってます。島風でトドメを刺すために主砲を使うのは良いですけどね。

 

ようは、主砲も魚雷も両方使っていけっていうのは、両用型がもっとも練習しやすくて、実は両用型は駆逐艦の神髄なのではないかと(神髄は言い過ぎか)。それなのに器用貧乏と言われて避けられているのは何かもったいない。主砲・魚雷・対駆・偵察・生存・占領。これらの仕事をバランスよくしやすいのが両用艦だと思います。立ち回りに悩んだりしたら両用型に乗ってみると、いろいろ発見があるかもしれません。

 

Tier7はそういう意味では、両用艦が充実していて、立ち回りもトップかボトムかで大きく変わり、空母・レーダー・潜水艦の脅威も小さめなので、主砲と魚雷の両用だけでなく、対駆逐をどうしようとか、ここは隠蔽使って偵察しようとか、キャプに回った方がよさそうとか、そういったことも含めて、いろいろ練習したり立ち回りを調整するにはいいTierだと思います。

 

Tier10だけではなく、いろんなTierで刺激を貰った方が飽きが来ないし、楽しみながら強くなれると思ってます。

 

 

 

 

 

 

おわりに

ということで、こんな感じでつらつらと書いてみました。書いている本人としては、意外と面白いです。というか、本来こういうのが個人ブログってやつなのでは…。今までの記事が情報重視すぎる。

 

といっても、従来のものは従来通りに書いていき、こういった感じの記事は裏話のシリーズで書いていきます。あと、このシリーズはツイッターで告知はしないつもりです。裏話なので。

 

ネタは………尽きないことを祈ります。たぶん大丈夫。次回は両用艦の深堀でもしてみましょうか。