WOWS ソロ駆逐日記

World of Warships(WoWS)の駆逐艦の性能・立ち回り・艦長スキル・プレイの様子などの記事を書いてます。

ソロ駆逐の上達法・テクニック

 

駆逐艦のソロ勝率を60%に上げるためにやっていたことを書いています。

 

 

 

戦略編

 

 

 

①死因を考える

将棋の感想戦のようなものです。撃沈された時になぜやられたのかを考えると、次回以降の対策が立てやすいです。何でやられたのか?・どういう状況だったのか?・どうしてやられたのか?・どうしたらいいのか?』これらをシンプルに考えて、頭の中で死因と対策がハッキリできたら次の試合に行っていました。

 

 

主砲でやられた時

 

魚雷でやられた時

 

 

 

 

②ミニマップを見る

FPSが上手かった人のアドバイスに「ミニマップを見て敵が居るとこ・居ないとこ・分からないとこを意識して動きましょう」というのがありました。WOWSでもミニマップの情報は重要です。敵駆逐との交戦時は忙しいのでミニマップを確認する暇はありませんが、それ以外の時は頻繁にミニマップを確認して、敵味方の位置を確認していました。あそこは敵が居て危ない、この辺りは味方が居て大丈夫、あの辺りは分からないから注意しよう、という感じです。

 

・敵が居る所            ⇒  危険

・敵が居るかどうか分からない所   ⇒  警戒

・敵が居ない所           ⇒  安全

 

 

 

③マップの強いポジション・弱いポジションを覚える

どのゲームでもそうですが、強ポジ弱ポジがあります。気づくポイントは、戦果を挙げているプレイヤーや手ごわい相手が、どこで何をしているかを観察することです。上手い人の動きを見て覚えると得をします。

 

・レーダー艦はここによく居るな     ⇒ 近づかないようにしよう

・戦艦はここによく居るな        ⇒ 狙いに行こう

駆逐艦はここによく居るな       ⇒ この辺りで会敵するかも

・あそこに居る駆逐艦なかなか沈まないな ⇒ 島の後ろは強いポジションかも

・あの駆逐艦すぐ沈んだな        ⇒ 島の前は弱いポジションかも

 

 

 

④魚雷の避け方を覚える

魚雷の避け方の基本は、魚雷が流れてくる方向に船体を向けることです。下の画像のように、魚雷が流れてくる方向に向かっていくと、運が悪くても1本の被雷で済みます。

 

また、魚雷が流れて来そうな所やタイミングを覚えることも重要です。誰かが言っていた「魚雷の予測線を予測しろ」というやつです。

 

駆逐艦にとって被雷は致命傷です。形勢が一気に変わるので絶対に被雷したくないところです。魚雷が流れて来そうな島と島の間やキャプエリア内は警戒を強め、敵が横を向けていて魚雷を流していそうなら、船体を縦にすることが大事です。特に敵駆逐との砲撃戦になった場合、最後に魚雷が流れてくることが多いので、最後まで気を抜かないようにしましょう。

 

魚雷が流れてくる方向に船体を向ける

 

 

 

⑤駆逐の隠蔽距離、レーダー艦、ソナー艦を覚える

WOWS特有の要素です。駆逐を乗る時に、覚えていないと致命傷になります。最初はマッチング後にwikiなどを見て、チェックしておくといいでしょう。面倒な場合は死に覚えをするしかありませんが、以下に大雑把なレーダー艦とソナー艦の覚え方を書いています。参考にしてみてください。

 

大雑把な覚え方

レーダー艦:英・米・パンアメリカ巡洋10km、ソ連巡洋12km・駆逐7.5km

ソナー艦:ドイツ艦艇6km・巡洋艦5km・イギリス駆逐艦3km

 

 

 

⑥艦載機の避け方を覚える

ロケット:縦にする、煙幕を使う

爆撃機:横にする、煙幕を使う

雷撃機:艦載機に向かっていく(煙幕を使う)

 

対空母です。対空砲は基本OFFの状態で、航空発見距離に敵艦載機が来たらONにして、離れたらすぐOFFにしましょう。また、煙幕を使える時は、惜しまず使いましょう。

 

特にHEロケットやHE爆撃機の場合は、大ダメージを何度も貰うことがあるので、煙幕を使うことをお勧めします。また、煙幕は艦載機に発見される前に使い、煙幕に潜ったら対空はOFFにして攻撃後にONにしましょう。熟練の空母乗りは、最終発見位置から対空砲火を目標に狙ってくるので、見つかる前に煙幕に潜り、対空砲は敵機が上空を通りすぎるまでOFFにしておいた方が安全です。

 

雷撃機の場合は、敵の巡洋艦や戦艦たちも狙ってきてたら、煙幕を使うといいのですが、雷撃機単独で来た場合は、煙幕を使うと、雷撃機の位置を見失うことがあります。その状態だと、どこから雷撃機が攻撃してくるかわからず、煙幕内で航空魚雷に何度も当たってしまうことがあります。雷撃機単独の場合は、煙幕は使わず、回避運動をする方がオススメです。

 

 

 

⑦慣れるまで乗る

修業時代の頃は、Tierが上がる度に手が震えていました。それくらい駆逐艦はプレッシャーのかかる艦艇だと思います。操艦になれるまで繰り返して、操作する艦艇・マッチングする相手・マップに慣れる必要があります。とにかく繰り返すのがポイントです。

 

船に慣れる

乗っている艦が自分が思っている通りに動かせるまで乗りましょう。「思ってたよりも曲がらなくて座礁した。」「弾が思ったように当たらない」などが頻発していれば、まだ慣れてない証拠です。船をコントロールできるようになるまで、しっかり乗りましょう。

 

Teirに慣れる

Teirごとに出てくる船が変わり、消耗品の特徴や隠蔽が変化します。格上とマッチングすることもあり、どう動いていいかわからないまま撃沈されてしまうことも初心者の内は多いと思います。Teir6の戦場に慣れたらTeir7。Teir7の戦場に慣れたらTeir8といった感じで、戦場に慣れたら次のTeirに移るといいです。

 

 

 

⑧勝ちにこだわる

ただダメージを与えても、勝てないことはよくあります。いわゆる「質の悪いダメージ」と呼ばれるものです。また、ソロだとダメージを出していても勝ちにくい傾向にあります。ソロなのでただでさえ戦場への影響力が限定されているのに、味方との連携が取りづらいためさらに影響力が限定的になってしまうのです。誰かが言っていた「ソロプレイの絶対的な限界」と言えるでしょう。

 

ソロで勝率を上げたい場合は、勝つための動きをしましょう。戦場は刻々と状況が変わります。勝つために求められる動きを常に意識することが重要です。勝つために視界を取る、勝つためにキャプを取る、勝つために逃げ延びる、勝つためにトドメを刺す、勝つためにダメージを出すなど、勝つために何が必要とされているかを判断して、動きを決めるといいと思います。

 

 

 

テクニック編

 

①撃っていいのは撃たれる覚悟がある奴だけだ

発砲ペナルティに気をつけましょう。発砲すると被発見距離が伸びて、その状態で発見されると、20秒間被発見状態になってしまうシステムです。特に敵駆逐艦との交戦時に重要になってきます。撃ってから発見され集中砲火を受けて、撃たなければよかったと後悔しても遅いです。ミニマップをよく見て、数的有利だから撃って良いのか、味方艦隊が遠いから撃たない方が良いのか判断してから行動しましょう。

 

これくらいできていれば安心

 

 

 

 

②ケツキャップ

一番最初に覚えたテクニックです。制圧戦でよく使われます。敵駆逐艦が居そうな方向に艦尾を向けておくことで魚雷を避けやすくし、敵駆逐艦やレーダー艦に発見されても被弾面積を最小にしながら素早く離脱することができます。

 

エリア内で後進をずっと続けていると、魚雷が来た時に前進するのが遅れて被雷することがあるので、ずっと後進をするのは危険です。ある程度後進したら、停止か微速前進しておくといいでしょう。

 

バックの状態でキャプゾーンに入っていると比較的安全

 

 

 

③島を背負うな

迂闊に島の前に出てしまうと、逃げ場が無くなるため、集中砲火を受けやすく、また魚雷の回避もしづらいです。敵が撤退していて、安全に前進できるようになるまでは、島の前に出ないようにしましょう。

 

よくこの島の前に出て沈む駆逐艦が居ます。迂闊に出ないように。

 

 


④玉は包み込むように寄せよ

将棋の格言ですが、いわゆる包囲殲滅です。ソロ駆逐では味方との連携は難しいですが、最も簡単な連携技は、自分がスポットして味方に撃ってもらうことです。そのときに、敵の逃げ場所を無くして、反対側の味方と挟み撃ちの形を作れるようにスポットをしていくのが勝ちやすい形になります。外側からスポットを維持しつつ、敵を包み込むように攻めていくのがオススメです。

 

 

敵艦隊を中央に寄せていくイメージ

 

 

 

⑤全速力で中央に逃げるな

不利になった場合に、全力でマップ中央側に逃げると、一気に形勢が悪くなり、なし崩し的に負けてしまうことがあります。マップの南北方面のスペースへいったん逃げると、中央や反対側の味方と挟み撃ちや、敵の横が突けてカウンターをしやすくなるのでチャンスが生まれます。

 

特に駆逐艦は魚雷があるのでカウンターを決めやすく、隠蔽も良いので隙をついてキャプも可能です。退く時にも常にチャンスメイクができるように考えながら退きましょう。

 

逃げる場合は縦のスペースを使う

 

 

 

 

 

 

おわりに

ソロ駆逐の上達法とテクニックでした。自分は死に覚えで覚えていったものが多いのですが、それだと時間もかかるし大変なので、記事にまとめてみました。ここに書いたこと以外にもテクニック(魚雷の当て方とか)はあるのですが、それは他の記事にいろいろ書いているので探してみてください。