WOWS ソロ駆逐日記

World of Warships(WoWS)の駆逐艦の性能・立ち回り・艦長スキル・プレイの様子などの記事を書いてます。

疾風の日記

Tier10 日本駆逐艦 疾風

 

 

艦種:砲雷両用型駆逐艦

北風と操作感が似ていますが、主砲がバフを受けてDPM20万台になり、TRBと煙幕が両用可能になったことで、砲雷ともに強力な艦になっています。様々な状況に対応しやすい反面、適切に戦況判断をしないと何もできないという、両用型駆逐艦によくある悩みは抱えています。それでも、TRBによる20本の魚雷と、DPM・DPSともに強力な主砲で活躍できるチャンスは他の両用型の駆逐艦よりも多いはずです。手数を活かして戦っていきましょう。

 

 

 

 

入手方法

武器庫:238,000石炭

両用型が好きな人・日駆砲をガンガン撃ちたい人・TRBと煙幕の両用をしたい人にはオススメです。

 

 

 

現在の艦長スキルとアップグレード

現在の艦長スキル

 

現在のアップグレードと装備

 

艦長スキルで魚雷装填時間を短縮して、アップグレードで主砲装填時間を短縮しています。砲雷両用がしやすいように、艦の性能をバランスよく底上げしている感じです。

 

 

 

性能詳細

素の性能詳細

 

主砲

HEのDPMが20.9万になり、Tier10の平均よりやや高くなっています。主砲旋回速度も速く、DPSも高く、発火率も高く、素の射程内での弾道も良好なので、非常に扱いやすい主砲になっています。主砲配置が前方1基・後方2基なので、両用型駆逐艦の中でも引き撃ちが得意になっています。射程を艦長スキルなので伸ばすと、12kmを越えるあたりから弾道が急に山なりになるので、射程を伸ばすことを検討している人は注意してください。

 

 

魚雷

12km5連装魚雷を2基搭載しています。性能は島風の魚雷と同じで素のリロード時間は長いですが、こちらはTRBを装備しているので、瞬間的に島風を上回る合計20本の魚雷を流すことが可能です。敵艦に集中的に流したり、複数の敵に分散して流したり、時間差で流したりなど、流し方に工夫ができるので、状況に応じていろいろ狙ってみましょう。

 

 

対空

残念ながら対空性能は低いです。大人しく煙幕でやり過ごすか、味方の近くに寄って対空援護を受けましょう。

 

 

抗堪性

素で20,800、抗堪専門家で最大24,300まで強化可能です。両用型としては充分なHPをしています。しかし、船体が大きいので、敵弾に当たりやすかったり、魚雷に当たりやすいという弱点があります。序盤に集中砲火を受けたり、魚雷に当たって何もできなくならないように、HPは大事に運用していきましょう。

 

 

機動性

素で37.0ノット、旗込みで39ノットと、遅くはないですが特別速いというわけでもありません。旋回半径は750m、転舵所要時間は4.6秒で、若干重たいですが、この辺りは北風に操作感が似ています。北風よりも船体の幅が広いので、魚雷に当たらないように充分注意してください。

 

 

隠蔽性

最良隠蔽は6.1kmで、Tier10の中では平均的でよくある隠蔽値になっています。北風と同じ隠蔽性なので、この辺りも立ち回りが北風に似ていると感じるポイントになっています。船体が大きく機動性が悪いので、最良隠蔽が6.1kmと平均的とはいえ、早めに得意な引き撃ちの体制を作っておくと安全です。

 

 

消耗品

煙幕・エンジンブースト・魚雷装填ブースター(TRB)をそれぞれ独立したスロットに装備しています。よって、煙幕とTRBを両立しながら戦うことが可能です。敵艦に魚雷を20本流されるかもしれないというプレッシャーを与えながら、煙幕で安全に立ち回ることができるため、強力かつ頼もしい消耗品のラインナップになっています。煙幕射撃をするか・TRBで隠蔽雷撃を狙うか、状況を判断しながら戦っていきましょう。

 

 

総評

主砲のDPS・そしてTRBによる20本の雷撃といった具合に、瞬間火力が優秀なバランス型の駆逐艦です。主砲も魚雷も一発一発のダメージが大きく、主砲DPMも20万台と、砲雷で隙が無い艦です。しかし、魚雷のリロードが長い欠点はあり、主砲DPMも上には上がいるので、単純に勝負しても優位に立つのは難しいです。隠蔽に入れる状況からDPS勝負に持ち込んだり、砲撃と雷撃を上手く切り替えながら戦うことを基本にしていくといいと思います。

 

操作感はTier9の北風とほぼ同じで、北風を操作しているのと同じように立ちまわるといいと思います。ただし、北風はDPM勝負と、高貫通力による煙幕撃ちが優秀なのに対して、疾風はDPM勝負だけでなく、DPS勝負と退き撃ちと発火率が高いという違いを覚えておくといいかもしれません。また、船体が大きく横幅も広いので、魚雷の回避には気をつけましょう。

 

両用型駆逐艦に共通して言えることですが、状況を判断しながら必要な行動を次々と取っていくことが重要です。敵駆逐には主砲で、敵巡洋戦艦には魚雷で重たい一撃を与え、相手のヘルス管理を狂わせながら、倒しきる時には全砲門で撃ち、時には煙幕撃ちも織り交ぜ、様々な選択肢をとりながら戦いましょう。

 

 

 

基本的な立ち回り

 序盤:引き撃ち態勢でスポットをしつつ魚雷を狙う。

 中盤:単独行動をしている戦艦や駆逐を狙う。陣地の占領。

 終盤:単独行動艦を狙う。陣地の占領。生存。

 

 

具体的な立ち回り

序盤 ~雷撃中心に引き撃ち態勢~

通常戦

序盤は、視界を通しやすく雷撃もしやすい外周あたりに移動し、スポット&魚雷を行います。敵駆逐艦が居そうな海域では、早めに引き撃ち態勢にしておいて、スポット&魚雷をしていきます。敵駆逐艦と会敵した場合は、敵援護艦隊の射線が切れていたら引き撃ちをしてもいいですが、そうでない場合は2斉射くらいしてDPSの高さを活かしてHP差を作ってから島陰に隠れるなど、ヒット&アウェイを意識して立ち回りましょう。

 

 

 

制圧戦

基本的には通常戦と同じように意識して動きますが、さらにキャプゾーンが絡んできます。序盤から陣地占領に向かってもいいですが、敵レーダー艦が待ち構えていそうな場合は、外周などに回って敵レーダー艦をスポットし、撤退させることを目標にしましょう。

 

 

 

軍拡競争

通常戦と同じように立ち回りますが、強化エリアが絡んできます。強化エリアの取得も待ち伏せも可もなく不可もなくといった性能です。強化エリア付近に敵駆逐艦が居ないようだったら、強化エリアを取得して回り、敵駆逐艦が居そうだったら、射線管理をしながら引き撃ち態勢で待ち伏せし、有利な会敵をしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

中盤・終盤 ~砲撃中心にヘッドオン~

通常戦

序盤と異なり、敵艦隊がバラバラになっていることが多いので、敵駆逐艦へのアプローチや敵戦艦への煙幕射撃がしやすくなっています。状況を判断して、敵駆逐艦を倒すべきなら敵駆逐艦にヘッドオンを狙い、火力支援が必要な場合は、TRBでの隠蔽雷撃を狙ったり、味方の援護射撃として煙幕射撃を狙っていきましょう。

 

敵が下がっていっている場合は、包囲殲滅ができるように敵をマップ中央側に寄せていきます。反対方向の見方も同じように押せていたら勝勢で、包囲殲滅がしやすい理想形と言えます。

 

敵に押し込まれた場合は退かないといけません。反対側の味方も押されている場合は、マップ中央側に逃げるのではなく、マップの南北に逃げるようにすると、反対方向の味方と挟み撃ちがしやすく、カウンターを決めやすいです。

 

逆に反対側の見方が押している場合は、引き撃ちで敵の進撃を遅らせながらマップ中央側に逃げるといいです。この場合は、開戦時は南北で敵チームと向かい合ってましたが、今度は東西で向かい合う形になるので、仕切り直しがしやすいです。

 

 

 

制圧戦

通常戦の包囲殲滅の考え方に加えて、キャプエリアを取るかどうかが関わります。序盤に敵艦を充分撤退させることができていれば、キャプを狙いに行って大丈夫です。また、味方に取ってもらって自分はスポット&魚雷や煙幕射撃を狙うのも良いでしょう。

 

基本的にはキャプが敵よりも多く取れている方が優勢になります。キャプを多くとった後は包囲殲滅ができそうだったら押し込んでもいいのですが、カウンターには気をつけて深追いをしないようにしましょう。

 

 

 

軍拡競争

中央にキーエリアが出現する1分前にアナウンスがあるので、そのアナウンスがあったら、マップ中央に移動しましょう。その頃には敵がバラけてスポットがしづらくなっていると思います。中央のキーエリアは、制圧したら勝勢になるので、スポットや砲撃よりもキャプを優先してもらって大丈夫です。

 

敵駆逐が残っていたら、中央で駆逐戦になります。HPが充分に有利な場合は敵駆逐と1対1をしてもいいですが、そうではない場合は安全策を取って味方と合流してからでいいです。それまでは踏み合いをしつつ味方の合流を待ちましょう。

 

 

 

 

 

 

テクニック  ~引き撃ちと瞬間火力でアドバンテージを作る~

DPMは素で20.9万になっていますが、Tier10には強力な砲駆がいくらでもいます。そういった艦と戦ったり、HPを温存しながら優位に立ちたい場合は、引き撃ちを上手く使いましょう。なぜなら、Tier10のバランス型駆逐艦で砲塔配置が前方1基・後方2基で、引き撃ち時にDPM2/3を維持できるのは疾風だけだからです。

 

Tier10のバランス型は、ギアリング・ユエヤン・グロゾヴォイ・Z-52・デアリング・バザン・疾風(DPM約17万~20万、隠蔽が6km前後、主砲魚雷可能)あたりが挙げられると思います。その中で、主砲の配置が前方1基・後方2基なのは疾風だけです。他の艦が引き撃ちするとDPM1/3~1/2になります。しかし、疾風だけDPM2/3を維持できます。

 

引き撃ちをすることで、①有利(自艦に向かってくる敵を引きながら撃つ方が弾を当てやすい)②DPM2/3を維持 ③被弾面積の最小化。これらの特徴に、瞬間火力の高さを活かした立ち回り(いつでも島陰に隠れて隠蔽に入れる位置に居るなど)も織り交ぜていくことで、優位を築いていくことができます。

 

 

 

 

対疾風 ~TRBでの雷撃&引き撃ちに注意~

まず、疾風の特徴としてTRBを装備しています。TRBで20本魚雷を流すことができるので、高密度の魚雷に引っかからないように注意しましょう。特に味方戦艦の近くを航行する場合は、魚雷が流れてくる可能性があるので注意してください。

 

また、疾風は引き撃ちが強力な艦です。疾風の引き撃ちにつき合ってHPを減らして不利になると、疾風の思うつぼなので、味方と一緒に仕掛けられる場合を除いて、できるだけヘッドオンの形で勝負を仕掛けましょう。

 

 

 

 

 

 

 

オススメ艦長スキル

 

魚雷装填手:魚雷の強化

アドレナリンラッシュ:火力強化

恐れ知らずの喧嘩屋:主砲強化

 

 

 

艦長スキルとアップグレードの候補

バランス型なので、いくつか候補があります。主砲ビルド・魚雷ビルド・バランスビルドを紹介します。オススメは主砲ビルドとバランスビルドです。

 

 

主砲ビルド    オススメ度★★★★☆

主砲ビルド

 

主砲を強化して戦うビルドです。喧嘩屋が発動している時は、HEのDPMが26.4万になりますが、魚雷装填が2分半もかかるため、戦艦への火力が低くなります。実際にやってみると、魚雷の装填待ちの状況が多くなり、主砲火力を発揮する機会があまりなかったです。ただし、TRBが両立可能になったため、魚雷装填の遅さもある程度はカバーされています。主砲メインに立ち回りたい人は主砲ビルドがおすすめです。

 

ちなみに、「主砲・対空兵装専門家」を取って射程を伸ばしても、12kmを越えるあたりから弾道が大きく山なりになって当てにくくなるので、射程を伸ばすのはあまりお勧めしません。

 

 

魚雷ビルド    オススメ度★★☆☆☆

魚雷ビルド

 

通常魚雷でTRBと煙幕が両立可能な艦は珍しいので、魚雷ビルドでの戦い方も悪くないでしょう。ただし、魚雷ビルドにするなら、隠蔽が良く小回りの利く島風の方が扱いやすく、主砲性能が心もとない状態で戦うことになるので、オススメ度はやや低いです。

 

 

 

バランスビルド  オススメ度★★★★☆

バランスビルド

主砲と魚雷の装填をバランスよく強化すると、砲でのDPM勝負や煙幕撃ち、魚雷を狙う時に仕掛けやすくなるのでお勧めです。これでDPMは23.7万・魚雷装填は137.7秒なので、砲戦でも雷撃戦でも比較的安心して戦うことができます。オススメです。

 

 

 

 

 

公式wiki翻訳(機械翻訳+ポストエディット)

パフォーマンス

疾風は日本のTier X 駆逐艦で特別艦艇として実装されています。

疾風の外見は、同じTierの島風に似ていますが、性能はいくつかの点で違いがあるため、部分的にしか似ていません。最初の注目すべき点は、疾風が島風と異なる主砲を持っていることです。同じ砲弾を発射しますが、リロードが速く、主砲の旋回時間が改善されています。再装填時間、HE弾の斉射火力、近距離でも敵艦を追跡して攻撃できる主砲の旋回性能の組み合わせにより、疾風の主砲は敵駆逐艦に対抗する強力な武器となります。

 

魚雷に関しても疾風と島風は異なります。疾風は島風と同じ5連装発射管を装備していますが、発射装置の 1 つを犠牲にして、一斉射撃あたり10発の魚雷しか発射できません。疾風は魚雷の種類の選択も制限されており、タイプ93Mod3魚雷(12km魚雷)のみ使用できます。これらの魚雷は依然として非常に強力で、優れた速度を持っていますが、再装填が2分半と長く、魚雷の被発見距離が比較的悪いので、有用ですが欠点もある魚雷です。島風とのもう 1 つの違いは、疾風が発煙装置の代わりに、魚雷装填ブースターを装備できることです。そのため、プレイヤーが発煙装置の利点を犠牲にすることを選択した場合は、迅速に次の魚雷斉射を実行できます。魚雷装填ブースターは、魚雷の装填時間を 8 秒に短縮します。

 

疾風の隠蔽距離は、Tier X 駆逐艦としては突出していないとしても、優れていると言えます。最良隠蔽距離は 6.1kmで、例えばグロゾヴォイや島風よりも悪いですが、それほど悪いわけではありません。それでも、 先に疾風が発見され、敵駆逐に対応する時間を与えてしまうため、駆逐狩りは危険な仕事になります。機動性も平均的で、速度はやや遅く、転舵、旋回はやや遅いです。

 

航空機に対しては疾風は島風よりも適しています。より効果的な両用主砲と 5 つのデュアル 40 mm AA マウントを備えているためです。しかし、Tier X航空機の高いHPに対しては、対空防御は当てにできません。

 

プレイスタイルに関しては、疾風は何でも屋です。雷駆用または砲駆用にスキルを振るできます。ポジショニングに関しては、他の駆逐艦と戦い、目標を占領し、目標の近くでプレイする必要があります。

 

長所

・127mm 武装の日本の駆逐艦の中で最高の発射速度
・良好な主砲旋回速度と、引き撃ちに最適な射撃角度
・HEダメージと発火率が高い
・強力な魚雷 (高ダメージ・高浸水率・優れた雷速と射程)
・魚雷装填ブースター 消耗品を使用可能(魚雷の再装填時間が大幅に短縮される)
・高いHP

 

短所

・素の主砲射程はかなり短い
・魚雷の再装填時間が非常に長い
・魚雷装填ブースターを装備すると発煙装置が装備できない
・弱い対空能力で、飛行機の攻撃に対して脆弱
・旋回半径が大きく、舵の動きが鈍い
・先に発見を許す隠蔽
・入手には武器庫で石炭を使用する必要がある

 

 

おわりに

 

「TRB以外存在価値無ぇからwww」

 

なんてことはなく、退き撃ちの時の火力2/3維持や、優秀なDPSを持ったバランス型という存在価値があります。ただ、超艦艇の山霧がバースト射撃持ちで隠蔽も良くて18本魚雷を約120秒で流せるので、疾風のよさって「山霧よりクレジット節約できるし、艦長も載せ替え可能だから」になりつつあるのがなんとも………。DPMは勝っているんですけどね。なにかしらのバフは欲しいと思っちゃいますね。

 

「やったね、疾風ちゃん!バフが貰えたよ!」

 

 

疾風の戦績