WOWS ソロ駆逐日記

World of Warships(WoWS)の駆逐艦の性能・立ち回り・艦長スキル・プレイの様子などの記事を書いてます。

春雲の日記

Teir10 日本駆逐艦 春雲

 

 

艦種:煙幕射撃型砲駆

砲駆の中でも煙幕射撃を主軸にして戦う駆逐艦です。2連装砲を5基搭載しており、砲火力はTier10駆逐艦の中でもトップクラスです。そのかわり、船体が大きく機動力に難があります。これらの弱点をカバーしながら終盤まで生き残り、煙幕射撃で火力を発揮できるかがポイントになります。

 

 

 

 

 

 

現在の艦長スキルとアップグレード

現在の艦長スキルとアップグレード

現在の春雲の艦長スキルです。「榴弾用慣性信管」を取得して、高ティアの巡洋艦や戦艦の艦首艦尾にダメージを出せれるようにしています。また、「管理」を取得して、煙幕の回数を増やすことで、煙幕を防御的に使用しやすくしています。「無線方向探知」も取得して、敵駆逐の位置の把握をしやすくしています。

 

 

 

 

 

 

性能詳細

現在のビルドの詳細
主砲

10㎝連装砲を5基搭載しています。HE弾のDPMはTier10の中でもトップクラスで、素で30mm貫通のため、敵艦の装甲を貫通しやすいです。装填時間も素で3秒と短いため、偏差がしやすいです。弾道は10km前後では低弾道ですが、12kmくらいから山なりになります。主砲の旋回時間も素で11.3秒と速めです。

 

 

 

魚雷

射程12kmの6連装魚雷を1基搭載しています。6連装になったため装填時間が171秒と長くなっています。その他の緒元は他の日駆と同様で、雷速は67ノット、リアクションタイムは9.4秒、魚雷の威力は23767となっています。消耗品に魚雷装填ブースターを使用することが可能です。また、8km魚雷を搭載することも可能ですが、使い勝手の良さは12kmの方が良いでしょう。

 

 

 

対空

対空火力は高いので、味方の防空支援としては充分ですが、同格の空母相手に単独で防空するのは厳しいです。船体が大きく機動力もわるいので、痛打をもらう可能性が非常に高いです。防空はあくまで味方の近くでするということを意識して、単独行動時は煙幕を使用して隠れましょう。

 

 

 

抗堪性

素のHP25,600、抗堪専門家込みでHP29,100です。HPとしては非常に高い数値になっています。しかし、船体が大きく機動性も悪いため、被弾量が凄まじく、狙われたらHPをあっという間に減らしてしまいがちです。また、魚雷にも当たりやすいため、魚雷で一気に沈んでしまうという危険性もあります。HPの多さは船体の大きさの表れだと認識して、慎重に立ち回るようにしましょう。

 

 

 

隠蔽性

最良隠蔽は6.2kmと、船体の大きさからは想像がつかないほど優秀で、砲駆の中でも優れた隠蔽性を誇ります。敵駆逐との1対1の場面では、ヘッドオンを決めることで、敵駆逐艦を迅速に沈めることも可能です。しかし、敵援護艦隊が居る場面では、隠蔽の良さから敵艦隊に近づきすぎてしまい、敵駆逐に発見された時には良い標的にされてしまうというリスクも存在します。また、速力も低いため、敵駆逐艦との隠蔽差を縮めるまでに時間がかかり、その間に攻撃されてしまうということもあります。隠蔽は良くても、隠蔽の良さを活かす場面は限られているので、ここぞという時に仕掛けて、普段は慎重に行動しましょう。

 

 

 

機動性

素で35.7ノット、信号機込みで37.5ノットです。旋回半径は830mで、転舵所要時間は5.5秒です。北風と比べて速度は0.3ノット遅く、旋回半径は100m大きく、転舵所要時間は0.9秒遅くなっています。北風よりも非常に重く感じる性能で、操作感覚は巡洋艦に近いです。早めの判断と早めの操作が必要になる艦です。

 

 

 

消耗品

煙幕・エンジンブースト・魚雷装填ブースターを装備しています。重要なのは煙幕で、これを適切に使っていく必要があります。できるだけ攻防一体の使い方ができるように意識していきましょう。また、エンジンブーストは、機動力が低い春雲にとって移動時に重宝します。エンジンブーストも適切なタイミングで使用していきましょう。魚雷装填ブースターは、魚雷のリロードが終わった時に、セットで使用すると、合計12本の魚雷を流すことができます。敵戦艦が多い場合や、魚雷を起点に浸水火災コンボを狙う場合などに使用していきましょう。

 

 

 

 

 

 

基本的な立ち回り

火力は高いですが被弾リスクが非常に高いので、序盤は慎重に動いてHPを温存し、中盤以降に積極的に仕掛けていくのが基本になります。序盤は敵艦隊をスポットしながら魚雷で牽制し、敵駆逐艦との不用意な会敵は避けましょう。中盤までHPを温存するように立ち回り、中盤以降の勝負所で、煙幕射撃や敵駆逐へのヘッドオンなどを仕掛けていきます。

 

 

 

序盤:スポット&魚雷、敵駆逐艦の警戒

中盤:スポット&魚雷、煙幕射撃、陣地の占領、敵駆逐艦へのヘッドオン

終盤:単独行動艦を狙う、陣地の占領と防衛、生存

 

 

 

 

 

 

具体的な立ち回り

序盤 ~敵駆逐艦を警戒しながらHPを温存する~

通常戦

序盤は、体力を温存しなが敵駆逐艦を警戒することを目標にします。機動力が低いので、内周寄りの方が敵艦を複数射程に収めやすいです。だだし、エンジンブーストもあるため、外周から敵艦隊の頭を抑えに行っても構いません。味方艦や敵艦の状況から判断しましょう。

 

序盤に集中攻撃を受けてしまうことは絶対に避けなければいけません。敵戦艦や巡洋艦がスポットできる位置に付いたら、敵駆逐艦の位置を予想しながら早めに引き撃ち態勢をとって、敵駆逐艦にスポットされてもすぐに隠蔽に入れたり、島で敵艦隊の射線が切れる態勢にしておきましょう。隠蔽に入るのが難しければ煙幕を使用しながら逃げても構いません。敵戦艦と巡洋艦のスポットをしつつ、敵駆逐艦にはスポットされないという位置をキープしながら、敵艦隊がバラけていくのを待ちましょう。

 

 

 

制圧戦

基本的には通常戦と同じように意識して動きますが、さらにキャプゾーンが絡んできます。隠蔽がいいのでついキャプに入りがちですが、レーダー艦が待ち伏せていることが非常に多く、そこに空母もやって来ると最悪です。また、船体が大きいため、牽制魚雷でやられてしまうということも少なくありません。敵艦隊もキャプエリア内は狙いをつけていることが多く、春雲にとっては危険な状況になっていることが多いです。序盤からキャプはせず、まずは敵巡洋艦や戦艦を退かせることを目標に、スポット&魚雷をしていきましょう。

 

 

 

軍拡競争

通常戦と同じように立ち回りますが、強化エリアが絡んできます。隠蔽性は良いですが、機動力が悪く、船体も大きいため、強化エリアの取得は苦手と言えますが、待ち伏せをするのはやや得意です。敵駆逐艦が強化エリアを取りに前進してきそうと判断したら、敵艦隊の射線を切りつつ待ち構えておくと、ヘッドオンを決めやすいです。ただし、敵艦隊の射線が切れない状況では、集中砲火を受けて沈められてしまうことがあるので、無理はしなくて大丈夫です。基本的には、味方艦隊をスポットや煙幕射撃で支援しながら、ジワジワと戦線を上げることで、強化エリアを取得していきましょう。

 

 

 

 

 

 

中盤・終盤 ~煙幕射撃とヘッドオン~

通常戦

序盤と異なり、敵艦隊がバラバラになっていることが多いので、煙幕射撃をするチャンスです。味方艦や艦載機で視界が確保されていることを確認してから、煙幕射撃を狙いましょう。この時に、敵艦を複数射程に入れたり、逃げ遅れた艦に狙いをつけると、効果的に火力を発揮できます。

 

また、敵駆逐艦も孤立して動いていることが多い時間帯です。敵駆逐艦が孤立していたら、島や隠蔽を活かして接近して、ヘッドオンをすることで敵駆逐艦を処理しましょう。ただし、敵駆逐艦の魚雷には注意してください。

 

敵が下がっていっている場合は、包囲殲滅ができるように敵をマップ中央側に寄せていきます。反対方向の見方も同じように押せていたら勝勢で、包囲殲滅がしやすい理想形と言えます。

 

敵に押し込まれた場合は退かないといけません。反対側の味方も押されている場合は、マップ中央側に逃げるのではなく、マップの南北に逃げるようにすると、反対方向の味方と挟み撃ちがしやすく、カウンターを決めやすいです。

 

逆に反対側の見方が押している場合は、引き撃ちで敵の進撃を遅らせながらマップ中央側に逃げるといいです。この場合は、開戦時は南北で敵チームと向かい合ってましたが、今度は東西で向かい合う形になるので、仕切り直しがしやすいです。

 

 

 

制圧戦

通常戦の包囲殲滅の考え方に加えて、キャプエリアを取るかどうかが関わります。序盤に敵艦を充分撤退させることができていれば、キャプを狙いに行って大丈夫です。また、味方に取ってもらって、自分はスポット&魚雷や煙幕射撃を狙いに行くのも良いです。視界の状況・キャプ周辺の安全性を考えて、自分でキャプをするか味方に取ってもらうか決めましょう。

 

基本的にはキャプが敵よりも多く取れている方が優勢になります。キャプを多くとった後は包囲殲滅ができそうだったら押し込んでもいいのですが、カウンターには気をつけて深追いをしないようにしましょう。

 

 

 

軍拡競争

中央にキーエリアが出現する1分前にアナウンスがあるので、そのアナウンスがあったら、マップ中央に移動しましょう。その頃には敵がバラけてスポットがしづらくなっていると思います。中央のキーエリアは、制圧したら勝勢になるので、スポットや砲撃よりもキャプを優先してもらって大丈夫です。

 

敵駆逐が残っていたら、中央で駆逐戦になります。HPが充分に有利な場合は敵駆逐と1対1をしてもいいですが、そうではない場合は安全策を取って味方と合流してからでいいです。それまでは踏み合いをしつつ味方の合流を待ちましょう。

 

 

 

 

 

 

テクニック1 ~煙幕射撃の注意点~

春雲は煙幕射撃を主軸に戦っていくことになりますが、煙幕射撃にはいくつか注意が必要です。

 

①視界に注意する

ミニマップなどで味方艦や空母が視界を取ってくれていることを確認してから煙幕を使用しましょう。そうでないと、煙幕射撃をしようとしても何も見えず、せっかくの煙幕を無駄にしてしまいます。味方と撃ち合っていたり、空母が狙っていることを確認してから煙幕射撃をしましょう。

 

②魚雷に注意する

煙幕を使用すると敵の魚雷がやってくる可能性が極めて高いです。敵の魚雷が流れたのを確認してから煙幕を使用したり、敵駆逐艦が居ない所で煙幕を使用しましょう。また、煙幕内に長居すると、魚雷のリロードが終わった敵駆逐艦が再び魚雷を流してきます。敵駆逐艦の魚雷のリロード時間を意識して、煙幕内には長居しないようにしましょう。さらに、魚雷が来そうな方向に艦尾を向けながら煙幕射撃をするのも魚雷回避に効果的です。

 

③狙う相手は慎重に決める

射程ギリギリの敵や、逃げている敵に煙幕射撃をしても、射程外に逃げられたり、視界が無くなったりして効果が見込めないことがあります。前を向いて転舵するタイミングをのがして逃げ遅れてしまった敵や、敵艦を複数射程に入れてから煙幕射撃をすると火力を発揮しやすいです。

 

④攻防一体で使う

空母や敵駆逐艦から逃げるためだけに煙幕を使用するのは、やむを得ない場合は仕方ないですが、やはりもったいないです。できるだけ、空母や敵駆逐艦に会敵しても集中砲火を受けにくい所をキープしながら、敵艦を射程に入れておくようにしましょう。そうすると、敵空母や駆逐艦に見つかった時に煙幕を使用して隠れながら、煙幕射撃ができる場合があります。敵艦の位置や主砲の向きなど、注視しておく必要はありますが、狙ってみるといいでしょう。

 

煙幕射撃の詳細はコチラ↓

arukutotoro.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

テクニック2 ~春雲の魚雷の避け方~

春雲は船体が大きいため、魚雷を見てから回避するのは非常に難しいです。魚雷が来そうな所を前もって予測して避ける必要があります。

 

まずは、煙幕を使うと魚雷がやって来るということです。特に序盤に煙幕射撃をする場合は、敵駆逐艦の魚雷が流れたのを確認してから煙幕射撃をしましょう。こうすることで、敵駆逐艦の魚雷のリロード時間中に煙幕射撃をすることができます。また、煙幕射撃中は、敵駆逐艦の魚雷のリロード時間を意識しましょう。Tier10だとだいたい1分30秒くらいが魚雷の装填時間ですが、余裕をもって1分程度と考えておきましょう。そうすることで、魚雷が来る前に煙幕から離脱できます。また、煙幕内で魚雷が来そうな方向に艦首か艦尾を向けておくことも大事です。こうすると、魚雷が来た時に避けやすくなります。

 

つぎに、魚雷予測線を予測するようにしましょう。例えば、敵駆逐艦に先に発見された時に、そのままの進路で進むと魚雷が直撃することが多いです。こういった場合は、少ししてから進路を大きく変えます。そうすることで、敵駆逐艦が魚雷を流したコースから大きく外れることができます。

 

また、島と島の間・キャプエリア付近・強化エリア付近・味方戦艦の進路付近にも注意しましょう。こういったところは敵駆逐艦の魚雷が流れて来やすい場所になります。魚雷が来そうな所を予め予測して、魚雷が見える前に避けましょう。

 

魚雷の避け方の詳細はコチラ↓

arukutotoro.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

対春雲 ~煙幕射撃中に魚雷or味方と一緒に集中砲火~

春雲の弱点は船体の大きさです。雷駆の場合は魚雷で、砲駆の場合は集中砲火で沈めましょう。

 

雷駆に乗っている時に、敵に春雲が居る場合は、春雲が居そうな場所に魚雷が流せるように立ち回りながら様子を見ましょう。そして、春雲が煙幕射撃をし始めたら、すかさず煙幕内に魚雷を流し込みましょう。特に隠蔽を保ったままでいると、敵春雲が駆逐艦が居ないと勘違いして煙幕射撃をしやすいです。

 

砲駆の場合は、敵春雲の方が隠蔽が良いことが多いので厄介です。しかし、船体が大きいので、見つけたら遠距離でも弾を当てやすいです。艦載機やレーダーなどで発見できた場合は、味方と一緒に集中砲火して、仕事ができないようにしてやりましょう。

 

 

 

 

 

 

オススメ艦長スキルとビルドの候補

オススメ艦長スキル

煙幕射撃と相性の良い「アドレナリン・ラッシュ」がおすすめです。HPが減っても煙幕で姿を隠しながら、砲火力を強化できるので、春雲との相性は良いでしょう。

 

「主砲・対空兵装専門家」で主砲の射程を延長して、レーダー範囲外からレーダー艦へ煙幕射撃をするのもオススメです。ただし、12km以遠では弾道が山なりになって当てにくくなるので注意してください。

 

榴弾用慣性信管」を取得すると、高ティアの巡洋艦や戦艦の艦首艦尾にもダメージを入れやすくなります。ただし、火災発生率が-50%されるので、敵艦を火災ダメージで削るプレイを目指す場合は非推奨です。

 

「無線方向探知」で敵駆逐艦の位置を把握するのもオススメです。魚雷が来そうな方向があらかじめ分かり、立ち回りがしやすくなります。春雲に乗るとすぐ沈んでしまうという人は取得しておくと良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

おわりに

 

「最高難易度の日駆」

 

駆逐乗りにはプレイスタイルが巡洋に近くて非常に苦労する艦だと思います。が、逆に巡洋乗りや煙幕撃ちが好きな人にはドハマりする艦ではないでしょうか。取り扱いは非常に難しいですが、ぜひチャレンジしてみてください。

 

春雲の戦績