- 艦種：対駆逐型砲駆（煙幕射撃型砲駆）
- 現在のビルドと性能詳細
- 具体的な立ち回り
- テクニック ～低速用発煙装置（イギリス連邦製煙幕）の使い所～
- 対ヴァンパイアII ～引き撃ち態勢or近づかない～
- オススメ艦長スキルとビルドの候補
- おわりに
艦種：対駆逐型砲駆（煙幕射撃型砲駆）
低速用発煙装置（イギリス連邦製煙幕）を装備している駆逐艦です。イギリス駆逐艦のデアリングに緒元が似ています。修理班が無く、魚雷が1基しかない代わりに、5kmソナーとエンジンブーストを装備しています。また、主砲のリロード時間も短縮されており、火力が高くなっています。煙幕中に移動しながら、味方のスポットや敵の発砲ペナルティを利用して強力な主砲を一方的に撃つプレイングが可能です。特殊な煙幕を使いこなせるかがポイントになります。
現在のビルドと性能詳細
対駆逐や、艦載機からの防御のために煙幕とソナーの使用回数を増やす『管理』を取得しています。また、煙幕に出たり入ったりするので『幻惑』も取得しています。
性能
砲撃力：★★★★★★★☆☆☆ DPMが高く、AP弾に跳弾優遇がある
雷撃力：★★★☆☆☆☆☆☆☆ 射程は長いが、5門1基しかない
対空力：★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 対空が低く単独での防御は厳しい
隠蔽力：★★★★★★★☆☆☆ 最良隠蔽5.8kmで優秀
生存力：★★★★☆☆☆☆☆☆ 砲駆としてはHPは低め
機動力：★★★★☆☆☆☆☆☆ 最高速は低めだが転舵は良い
入手方法
武器庫で研究局ポイント55,000
基本方針
序盤：スポット&魚雷、陣地占領、敵駆逐へのヘッドオン、煙幕射撃
中盤：敵駆逐へのヘッドオン、スポット&魚雷、陣地の占領と防衛、煙幕射撃
終盤：単独行動艦を狙う、敵駆逐へのヘッドオン、陣地の占領と防衛、生存する
具体的な立ち回り
序盤 ～体力を温存する～
通常戦
デアリングと異なりエンジンブーストを装備しているため、序盤は敵駆逐にヘッドオンや、外周に回ってスポット&魚雷と煙幕射撃を狙うなど、幅広い選択肢が考えられます。
ただし、ソナーもあるし隠蔽が良いからと言って前のめりになりすぎると、離脱が難しくなります。敵駆逐と会敵しそうな箇所では、敵の射線に注意しつつ、引き撃ち態勢で待ち構えるくらいで充分です。
また注意点として、この艦は推力UGを搭載できないのでブレーキが利きづらい特徴があります。敵駆逐に発見されてからブレーキ&煙幕をしていると、敵援護艦隊から大ダメージをもらう危険性があるので、敵駆逐などに発見されそうなところでは速力を下げてスポットするのがオススメです。
制圧戦
基本的には通常戦と同じように意識して動きますが、さらにキャプゾーンが絡んできます。隠蔽が良く、5kmソナーを持っているので、序盤から陣地占領を狙って構いません。ただし、レーダー艦の待ち伏せがありそうな場合は、先にレーダー艦をスポットして排除することを考えましょう。
艦載機が来ても低速用煙幕があるので、姿を隠して移動しながら陣地占領が可能です。しかし、煙幕の範囲が狭いので、上手い相手は煙幕を目印に遠距離射撃や艦載機で攻撃をしてきます。できるだけ艦載機に発見される前に煙幕を使用し、艦載機をやり過ごしたら速力を上げて煙幕から出るなどの工夫もしてください。
軍拡競争
隠蔽が良く、5kmソナーを装備しているので強化エリアの取得は得意な方になります。エンジンブーストも利用して、強化エリアを取れるルートを次々と決めていきましょう。ただしレーダー艦の待ち伏せには注意してください。また、イタリア駆逐艦の煙幕と違って、1/4速でしか煙幕に隠れることができません。退路をしっかり考えてから強化エリアを取るルートを決めましょう。
中盤・終盤 ～火力支援と対駆逐戦闘の判断～
通常戦
敵がバラバラになっている時間帯なので、敵駆逐狩りを安全に行うことができます。敵駆逐へのアプローチを強めていきましょう。
敵駆逐にはヘッドオンを狙いますが、ソナー圏内に入れる前に砲撃にさらされる危険性があります。また、ブレーキが利きづらい特徴があるので、会敵しそうな所では全力で突っ込むよりかは若干速力を落として煙幕に入りやすくするのがオススメです。巡洋艦や戦艦に対しては、敵の主砲の向きを確認して、味方の視界を利用して煙幕射撃をすると火力支援ができます。
敵が下がっていっている場合は、包囲殲滅ができるように敵をマップ中央側に寄せていきます。反対方向の見方も同じように押せていたら勝勢で、包囲殲滅がしやすい理想形と言えます。
敵に押し込まれた場合は退かないといけません。反対側の味方も押されている場合は、マップ中央側に逃げるのではなく、マップの南北に逃げるようにすると、反対方向の味方と挟み撃ちがしやすく、カウンターを決めやすいです。
逆に反対側の見方が押している場合は、引き撃ちで敵の進撃を遅らせながらマップ中央側に逃げるといいです。この場合は、開戦時は南北で敵チームと向かい合ってましたが、今度は東西で向かい合う形になるので、仕切り直しがしやすいです。
制圧戦
通常戦の包囲殲滅の考え方に加えて、キャプゾーンを取るかどうかが関わります。ポイント差や敵との体力差を考えて、敵の体力がかなり削れて倒しきれそうなら、陣地占領は味方に任せて、スポットや砲撃を継続していくのもいいです。
基本的にはキャプが敵よりも多く取れている方が優勢になります。キャプを多くとった後は包囲殲滅ができそうだったら押し込んでもいいのですが、カウンターには気をつけて深追いをしないようにしましょう。
軍拡競争
中央にキーエリアが出現する1分前にアナウンスがあるので、そのアナウンスがあったら、マップ中央に移動しましょう。その頃には敵がバラけてスポットがしづらくなっていると思います。中央のキーエリアは、制圧したら勝勢になるので、スポットや砲撃よりもキャプを優先してもらって大丈夫です。
敵駆逐が残っていたら、中央で駆逐戦になります。HPが充分に有利な場合は敵駆逐と1対1をしてもいいですが、そうではない場合は安全策を取って味方と合流してからでいいです。それまでは踏み合いをしつつ味方の合流を待ちましょう。
テクニック ～低速用発煙装置（イギリス連邦製煙幕）の使い所～
移動しながら隠れることができる煙幕ですが、1/4速でしか姿を隠すことができず、ずっとバックしていると煙幕からはみ出してしまうほど、煙幕で隠れられる範囲は狭いです。煙幕撃ちが上手な敵が居たら、煙幕から出る判断も必要です。
攻撃的な使用方法としては、①味方が視界を取っているのを確認して、味方の視界を利用しながら煙幕射撃、②敵にわざと発砲させて敵の発砲ペナルティを利用しながら煙幕射撃、③敵との間に煙幕の壁を作り発砲ペナルティなどを利用して引き撃ち、などがあります。
一度使用するとずっと煙幕が出続けるので、どこに居るか位置が相手にバレバレになります。不用意に使うとその後の立ち回りが難しくなるので、敵駆逐との会敵や煙幕撃ちをしようとする際は、事前に敵の射線が切れているか・味方の視界はあるかなどの確認をしましょう。
対ヴァンパイアII ～引き撃ち態勢or近づかない～
DPMが高く、隠蔽が良くて5kmソナー持ちなので、ヘッドオンすると非常に危険な相手です。引き撃ち態勢を取るか、ヴァンパイアが居そうな所には近づかないのが一番の対策です。
ヴァンパイアと引き撃ち態勢で会敵した場合は、煙幕を使って隠蔽状態に入り、すぐに距離を取りましょう。そのときに味方が視界を取ってくれていたら、相手のヴァンパイアが被発見を嫌って煙幕に隠れる場合があります。ヴァンパイアが足を止めたら、自分が安全なのを確認して煙幕内に砲撃をしてみましょう。ヴァンパイアは回復を持っていないので、少しでもダメージを入れておくと、その後の立ち回りが楽になります。
オススメ艦長スキルとビルドの候補
オススメ艦長スキル
管理：消耗品の使用回数の増加
アドレナリンラッシュ：主砲強化
煙幕射撃や対駆逐に有効なスキルが推奨されます。体力が減っても火力を出せる『アドレナリン・ラッシュ』がオススメです。また、強力な消耗品の回数を増やせる『管理』もオススメです。
おわりに
「質量のある残像（白色）」
低速用煙幕という、駆逐艦の中で2隻しか装備していないレアな煙幕を使用できます。その分、この煙幕を上手く使用しながら艦の性能とマッチできる立ち回りが求められる艦です。上手く乗りこなして勝利を掴んでください。
