WOWS ソロ駆逐日記

World of Warships(WoWS)の駆逐艦の性能・立ち回り・艦長スキル・プレイの様子などの記事を書いてます。

ヴェロスの日記

Tier9 ヨーロッパ駆逐艦 Velos(ヴェロス)

 

 

艦種:バランス型駆逐艦

 

性能

砲撃力:★★★★★★★☆☆☆    近距離での戦闘が強い    

雷撃力:★★★★☆☆☆☆☆☆    発射管が1基だが装填は短い

対空力:★★★★★★★☆☆☆    Tier8空母には対抗できる

機動力:★★★★★★★☆☆☆    艦の速度が速く転舵もよい

生存力:★★★★★★☆☆☆☆    HPは標準で機動力がよい

隠蔽力:★★★★★★★★★☆    最良で5.8km

 

基本的な立ち回り

序盤:スポットをしつつ魚雷を狙う。敵駆逐のヘッドオンを狙う。

中盤:単独行動をしている戦艦や駆逐を狙う。陣地の占領。

終盤:単独行動艦を狙う。陣地の占領。生存。

 

 

テクニック ~煙幕撃ちと超狭角魚雷で浸水火災コンボ~

駆逐艦で煙幕撃ちをすると、視界が無くなってしまい、得策でないことが多いですが、ヴェロスは超狭角魚雷と組み合わせることで効果を発揮することがあります。煙幕撃ちをして、敵の戦艦が魚雷を警戒して艦を縦にしたら超狭角魚雷を狙いましょう。

 

超狭角魚雷は魚雷の間隔がとても狭いので、進路を変えないかぎり避けるのが難しく、艦を縦にしていても高い確率でHITと浸水発生が見込めます。また、ヴェロスは艦の速度も速いので、敵艦が迫ってきても煙幕から安全圏に余裕をもって離脱できます。

 

ダメージを出す必要がある場合は、視界が取れることを確認して、煙幕撃ちによる浸水火災コンボを狙ってみましょう。

 

 

対Velos

駆逐の場合:ヘッドオンしない(居そうな場所では退き撃ち態勢を取る)

戦艦の場合:同じ姿勢でずっと居ない(正面からも狭角魚雷が来る)

巡洋艦・空母・潜水艦の場合:特になし

 

 

感想

アメリカ駆逐のフレッチャーと同様に、各性能のバランスがよく、操いやすい艦です。ただし、魚雷発射管が1基しかないため爆発力が無く、終始丁寧なプレイングが必要です。援護をもらえる位置で、味方の援護をしながら敵駆逐をマークして、スポット&魚雷と敵駆逐のヘッドオンを狙うのが基本的な方針です。

 

現在のTier9は格上のTeirと当たることが増えているため、バランスがいい艦よりも一芸に秀でた艦のほうが、一矢報いるチャンスがあります。なので、ヴェロスに乗ってると、爆発力がないために、味方頼りになったり火力不足を感じたりすると思います。

 

しかし、バランス型の駆逐艦は、取れる選択肢が多いということが武器です。焦らず状況に応じて目標を定め、優位を積み重ねていくことで勝利を目指すといった、地道で堅実なプレイングが求められると思います。

 

 

購入について

バランス型が好きで、フレッチャーだとエンジンブーストと対空防御放火の両立が出来なくて不満を感じている人にはオススメできます。ただし、ユニークさはほとんど無いので、フレッチャーやチュンムで満足している人にはオススメしません。値段も高いです。ダブロンが余ってて興味ある人向けです。(19300ダブロン:約12,000円)

 

(イベント期間中にミッション攻略したら半額で購入可能とかフリー経験値で入手可ならよかったのに…)

 

 

オススメ艦長スキル

主砲対空兵装技術者:いつでも主砲対空を強化
アドレナリンラッシュ:後半戦と煙幕撃ち強化
水浸し:Olandと兼用のため浸水発生率を強化

 

現在のビルド

 

現在のビルドの性能

 

 

艦長スキルとアップグレードの候補

バランス型の駆逐艦なので、プレイスタイルによってビルドはいろんな候補が考えられます。主砲ビルド・魚雷ビルド・対空ビルド・バランスビルドを紹介しますので、参考にしてみて下さい。

 

 

主砲ビルド    オススメ度★★★★☆

砲火力を強化することで、敵駆逐とのインファイトや煙幕射撃が強くなります。北風やフリースラントの次くらいにはDPMが高くなります。ただし、圧倒できるレベルではありません。単独で仕掛けると手痛いダメージを貰って、次の行動が難しくなります。リロードの速さに騙されず、援護をもらいながら動くといいと思います。

 

アップグレードで雷速を向上させてもいいでしょう。

 

主砲ビルドA

 

主砲ビルドB

 

魚雷ビルド    オススメ度★★☆☆☆

46秒で魚雷を投げれるのは素直に楽しいです。また、超狭角でフレッチャー魚雷を投げれるので、縦を向いてる戦艦や巡洋艦に当てやすく割と便利です。超狭角魚雷を全弾命中させることができれば、魚雷発射管が1基でも爆発力を充分発揮できます。

 

ただし、魚雷装填を強化しても、結局フレッチャーと同じくらいの投射量になります。フレッチャーは魚雷発射管が2基あるので、魚雷を45秒ごとに1基流せば、ベロスと同じようになり、「それなら面制圧もできるフレッチャーで充分」となるかもしれません。ツリー艦だから無料ですし。

 

また、ベロスは魚雷の面制圧力が低く、魚雷ビルドにすると主砲のDPMもやや高め程度にとどまるため、敵駆逐の処理が難しくなり、戦艦に魚雷を当てに行きたいのに敵駆逐が邪魔で困る場面が多くなります。実際やってみると、チュンムみたいに煙幕をポイ捨てできず、結構困りました。

 

なので、楽しさはあるけど、価値があまり見いだせなかったり大変だったりします。

 

ちなみに、約150戦で魚雷発射管が大破したのは2戦だけだったので、魚雷が撃てなくなる心配はそこまでしなくてもいいでしょう。(2戦とも序盤に大破しましたけど…)

 

 

魚雷ビルド

 

対空ビルド    オススメ度★★★☆☆

対空を強化することで総合力を高めたビルド。空母戦場が多いので、活躍の場は広がりますが、Teir10相手はやっぱり厳しいです。対空防御放火も「継続ダメージ+50%」と通常仕様のものなので、エステルやフレッチャーの方が対空力は高いです。

 

最初の頃はこのビルドでしたが、対空を積極的にするようになり、その時の被発見や小さい被ダメの積み重ねが気になったため、採用をやめました。修理班で回復できるエステルやキッドの方が、対空特化は相性がいいかもしれません。

 

対空ビルド

 

 

バランスビルド  オススメ度★★★★☆

管理を取ることで、対空支援、陣地転換、煙幕提供、煙幕射撃などが試合の最後までしやすくなります。また、アドレナリンラッシュは後半戦も粘り強く戦うことができ、煙幕射撃とも相性がいいです。

 

ちなみに、駆逐で煙幕射撃をしていると、戦艦が縦を向けて自艦の方に突っ込んでくることがあります。その時に超狭角魚雷を投げると結構当たってくれます。そういう意味でもヴェロスで煙幕射撃するのは選択肢として有効です。ただし、スポットを疎かにするのはダメです。スポットして味方が撃つ方がダメージが出る場合の方が圧倒的に多いので、煙幕射撃はここぞの時にしましょう。

 

バランスビルド

 

 

性能比較

 

素の性能(Velos)

 

 

DPM (HE)フレッチャーより1万高く、北風より2万低く、エステルと同程度

魚雷:2回投射するのに120秒かかるので、投射量はフレッチャーより若干低い

対空フレッチャーやエステルより低い(消耗品の対空防御放火は通常仕様)

機動力:チュンムやキッドと同じ

隠蔽性フレッチャーと同じ

 

ひとこと:魚雷と対空を若干弱くした代わりに、エンジンブーストと対空防御放火の両立を手に入れたマイルド版のフレッチャ

 

 

主砲性能比較

魚雷・対空・その他性能比較

 

 

おわりに

バランス型は「器用貧乏」ってネガティブに言われることがありますけど、ソロで乗るならバランス取ってる方がいろいろできるから、いろんな場面で対応力が出せて暇にならないと思うんですけど、そこんとこどうなのさ日向?

 

 

ハバロや島風みたいに、艦の性能がそもそも特化寄りなら特化させますけど、ハマらないと厳しいし扱いが難しいです。狙いがわかりやすくて対処されると厳しいんですよね。分艦隊で弱点をカバーし合えるなら特化も強いですけど、普通の人がソロで特化艦に乗って活躍するのはかなり大変です。

 

 

「バランス取らねぇとなあ!」

 

 

派手なことせず、地味に貢献して勝てればそれでいい。でもダメージ出して気持ちよくなりたい(即沈)

 

 

 

Velos の戦績